食べたいものは気合いで料理!!

 

おひとりランチにかき揚げ天ぷらを作るという、なんとも贅沢なことをしてしまいました。

ロンドン近郊の田舎住まいなので近所に日本食レストランなんてものはないし、そもそも無職の身で外食する気になどなれませんとも。

 

でもそんな私がトウモロコシ、茗荷、枝豆なんていう贅沢すぎる食材を頂いたんです。

茗荷って酔っ払い!!!

これはもう頑張るしかない。

 

トウモロコシは塩茹で、枝豆も塩茹で、茗荷は薬味、と、素材の味そのままも楽しんだけど(写真撮ってない)

なんかさー、贅沢をしたくてさー、かき揚げ作ってみたよ。

 

イメージは映画『マザーウォーター』のもたいまさこの作るそら豆の天ぷら。そら豆の代わりに枝豆の登場です。

でも枝豆だけの天ぷらって難易度さらに上がりそうで、で、茗荷もちょっと天ぷらにしてみたかったし、でもそんなに量ないしってことでかき揚げにすることに。

 

小林聡美、もたいまさこ、市川実日子、ともさかりえ、片桐はいり、、、ここらへんの方の出るドラマ&映画は私ももれなく大ファンです。あの世界・・・キューン

 

かき揚げできた飛び出すハート

 

ちくわの代用はカニカマ

どこのスーパーでも売っているカニカマ。これはSainsbury'sで16本入り£1.50。お手頃!

ちくわ食べたいなー、かまぼこ食べたいなーっていうときはいつもカニカマで代用。煮物に使って崩れちゃっても私が食べるだけだからいいのー(´~`)モグモグ

 

三つ葉の代用はコリアンダーデレデレ

あとは玉ねぎと茗荷くらいかな。

 

かき揚げ蕎麦の出来上がりー飛び出すハート

 

たくさんできたので、残りは冷凍庫へ。

 

マザーウォーターとかさ、ああいう生活、平凡そうに見えて本当に豊かで贅沢だなと思う。

ああいう生活にすごく憧れていた(憧れている)んだけど、身もふたもないこと言うと、あれこそお金持ち、富裕層の生活よね笑い泣き

お金なくて慎ましやかなんてものではないあの余裕。リッチピーポーやで。

 

好きすぎて文庫本を買ってイギリスに持ってきて読んだ『かもめ食堂』。

主人公のサチエが単身フィンランドに渡って食堂を開くことができた資金は宝くじを当てたから、と知ったときに現実を知った笑。

そしてすかさず私も宝くじを買って&ハズレてまたまた現実を知った笑い泣き

 

宝くじを当てるなんて現実離れしたこと、さすが小説、と思いそうなものが、異国に移住するビザ代、住む場所、お店を持つなんてどう考えても膨大なお金がかかるだろっていうところをぼやかさずに「宝くじを当てた」っていうエピソードが逆に現実的で、さすが群ようこって思ったわー。

 

『マザーウォーター』のような『すいか』のような、そんな老後を送れないものだろうかとしみじみ願うイギリス在住15年。