あるありふれた帰省の話
先日、訳あって急遽田舎に帰省した。
久方ぶりのことだ。
こんな形での帰省は全く本意ではなかったのだけれど...
ただただ病院で待ち続けるのもしんどい。
気晴らしに長岡に行くことにした。
長岡駅前でバスに乗り換え。
案内所で問い合わせをしてみるが...
係の女性の愛想の無さ&要領の悪さ。
相変わらずだ、越後交通。
どこか懐かしい。
真っ白に雪化粧をした広大な田んぼを横目にバスは走る。

やがて目的地の上与板に着いた。
日本酒専門店カネセ商店。
お店に来たのは初めてだ。
而今八反錦。
何年ぶりだろう。
せっかく来たので他にも2本ほど購入。
配送をお願いして慌ただしく店を出た。
そういえばお店の写真を撮るのを忘れたよ。
こんなことしてる場合じゃない。
こんなことしてる場合じゃないよ。
でも腹が減ったな。
長岡駅でへぎそばを食べてみた。
新潟名物と聞くが、一度も食したことがない。

天ぷらが重すぎるな。
正直蕎麦だけでもよかったかも。
でも、へぎそば美味い。
いざ病院に戻ろうとしたら...
浦佐行きの新幹線まで1時間近くある。
・・・・・・・
ま、まあまだ手術中なのだろうし。
・・・・・・・
この非常時によくもまあ呑気にしていられるものだ。
自分でも呆れ果てる。
多分病院で待ち続けている親父や姉夫婦も呆れているのだろう。
だが...
死ぬもんか。
おふくろが死ぬもんか。
そう自分に言い聞かせていた。
いや、本当は...
現実から逃げたかっただけなのかもしれない。
義兄に車で越後湯沢まで送ってもらい、がんぎどおりで土産を買って新幹線に。

発車するなり缶ビールを開けると、隣席のおばさんの迷惑そうなこと。
ははは...
これが俺の新幹線お決まりのスタイルなのだ。
許せ。
さて、次はいつにしようか。

