ゆず胡椒と原理主義 | 家づくりのお役立ち情報マスター Dr.ジョーのブログ

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これから家を建てる人に役立ててもらえば…

中東情勢がきなくさくなってきたようです。プーチン大統領もイスラエルに行っていますし。

ただ、最近はニュース自体が素直に信じられない世の中です。

その現象によって誰が得をするのか、を常に考えたいと思います。



ところで、中東つながりですごい記事を見つけました!

九州生まれの調味料「ゆず胡椒」にイスラム世界進出の可能性

by太田出版


―福岡県のJA筑前あさくらが製造するゆず胡椒「柚子サンバル」が、イスラム教の戒律に沿った商品に与えられる「ハラル認証」を取得。経済規模が200兆円ともいわれるイスラム圏を足がかりに、ゆず胡椒が世界進出する日も近い。

とのこと。




…イスラム教世界と言うと「原理主義」とか物騒なイメージが真っ先に目に浮かぶわけですが、ほとんどの人々は穏健だそうです。

また「戒律が厳しく、それをかたくなに守る人たち」というイメージもあると思います。

間違いではないのですが、どうやら指導者側がコーランにある決まり事をいろいろな物事に合わせて常に「その場合はこうだよ」と答えを出し続けているから便利で変える必要がない。

たとえば、日本人も「お箸」を特に和食でなくてもつかいますよね。おかずがハンバーグだからって、必ずしもナイフとフォークをつかうわけじゃない。べつに頑固だからじゃなくて、使いやすくて変えるという意識が働かないだけですよね。

「原理主義」という言葉があるということは、そうじゃない人たちが多いということでもあります。
もし、イスラム教徒のみんながガチガチのコーラン原理主義だったら「原理主義」という言葉は生まれないですよね。

単純に「あいつら○○だからダメ」みたいな決めつけをしないで、相手のやりかたを尊重したうえでどう対応するかって大事です。そういった意味でJA筑前あさくらさんは凄いですね。

自分も「勝手に決めつけて拒否」みたいなことをしないよう気をつけたいと思います。