田舎に移住して1年が経ちました。


生活は様変わりしましたが、まだ心がついて行っていないかなあという感じ。
ふわふわとしております。


店をオープンさせて新しい生活のリズムに馴染んだ頃に、自分の決断が正しかったかわかるのかな。


なぜ東京から田舎に移住したのか。


子供時代を東京のベッドタウンで過ごし、就職すると同時に両親が田舎に移住。
一緒に来るかと一応聞かれるものの、即答でNO。
東京での生活を始めて20年超。
気づいたら、20代前半でこうなりたいな、と思い描いた殆どを手にしていました。
仕事もやりがいあって充実していました。
ほんとに楽しかった。

ただ、理想的な生活を維持できるサラリーですから、甘い仕事ではありません。
いわゆる大企業でしたので、辞令が出れば行きたくない部署にも行くし、居たい部署も出て行きます。
昔は私が頑張らないと、と思っていたのが、いろーいろあって、替わりはいくらでもいる、と思うようになっていました。
そう思っても、生来の性格からテキトーにこなすという事が出来ない。
ストレス溜まる訳ですね。


そんな日々の中で両親の住む田舎を訪ねると、豊かな自然に癒されました。
京都のベニシアさんとか、リトルフォレストの生活とか、いいなーーと、憧れます。


そして、7年ほど地方出張ばかりの仕事でしたが、そんな時癒されたのが各地の喫茶店でコーヒー飲んでる時間でした。
私もこの空間で生きたい、と。


そんなこんなで、
会社辞めたら今の生活水準維持出来ないし、都内でマンション買うにも猫の額。
田舎でのんびり、物質の豊かさは堪能したし違うステージに行こうかな。
会社辞めたらカフェがいいな。


もちろん不安いっぱいありましたが
よく言われる言葉、
やって後悔するのとやらずに後悔するのと、どちらを選ぶ人生か、と自問自答繰り返して前者をチョイスしたというわけです。
人生最大のリスクテイクです。
何がリターンかは人それぞれだけど、
リスク・リターンが正の相関関係である事は何事においても原理原則というのが信条です。


てことで土地探し。
両親の近くに住むことにもなり、今まで好き勝手やってきた娘のせめてもの親孝行、にもなるかな?


どこで暮らそうが、何を生業にしようが、
日々ご機嫌で過ごすこと。
これが今の私の目標です。