🏫 不登校の理由は?一番多い答えとは


こんにちは😊
GRES高等学院です。

昨日は立川市 定時制・通信制高校合同学校相談会があり、学校に行けず悩んでいるという声を多く聞きました。

そこで、「不登校になった理由」について、私がこれまで出会ってきた生徒たちとの経験をもとにお話しします。


✨ GRES高等学院とは?

私は2016年まで、📘 通信制サポート校(KTC中央高等学院/現おおぞら高等学校立川キャンパス)で働いていました。
その後、🏫 小さなサポート校「GRES高等学院」を立ち上げました。

GRES高等学院には、
•小学校高学年から登校していない子
•自室にひきこもっていた子
•中学3年間ほとんど通えなかった子

など、生徒の8割以上が不登校経験者です。


❓ 一番多かった「不登校の理由」とは?

よくある質問がこちら👇
「不登校になった理由で、一番多いのは何ですか?」

その答えは…
👉 **「なんとなく」**です。

「え?そんな理由で?」と驚かれるかもしれません。

もちろん、いじめや家庭の事情がある子もいますが、実際には多くの子が明確な理由はないんです。


🔁 気持ちが先、理由はあとから

流れとしてはこうです👇

1️⃣ 学校に行きたくない
2️⃣ 理由をあとから探す

だから「どうして?」と聞くと、「これが嫌だった」「あれが苦手だった」と、あとからいろんな理由が出てきます。
でも、それは“本音”とは少し違うことも。


👨‍💼 大人にもある「理由の後づけ」

これは大人でも同じです。

以前、私がサポート校で責任者をしていたとき、「辞めたい」と言う職員に話を聞くと、
まず気持ちがあり、理由はあとから次々と出てくる。
すでに「辞める」と決めているので、理由は“後づけ”なんですね。


🗣️ 子どもに理由を求めすぎないで

学校に行かなくなった子に、大人はついこう聞いてしまいます。
•「なんで学校行かないの?」
•「いじめ?」
•「勉強が嫌?」

でもそれは、大人が安心したいから理由を知りたくなるだけかもしれません。


💬 無理に引き出した理由では解決しない

子どもは、はっきりとした理由がないまま「なんとなく行きたくない」と思っていることが多いです。

それなのに無理に理由を聞かれると、子どもは“もっともらしい理由”を口にし、大人はそれで安心して「じゃあ対処しよう!」と動きます。

🧠 たとえば…
「勉強が苦手」→「塾に通わせよう」→「学校行こうね!」

でも子どもは、「そういうことじゃない…」と思っているかもしれません。


🧘‍♀️ 焦らず“待つ”ことも大切

自分の子どもが学校に行かなくなれば、不安になるのは当然です。

「どうして?」と聞くことが悪いわけではありませんが、
取り調べのように問い詰めるのは避けてくださいね。


🌱 最後に

大丈夫です😊

「なんとなく、学校行ってもいいかも」
そんなふうに思える日は、きっとやってきます。

焦らず、信じて見守ってあげてください🍀


📮 GRES高等学院では、不登校の子どもたちと丁寧に向き合い、安心できる居場所づくりを行っています。
ご相談はいつでもお気軽にどうぞ。