サポートスクールGRESは約8割の生徒が、中学校や高校で不登校を経験していますが、そもそも不登校とはどんな状況のことをいうのか説明します。
不登校は、「何らかの心理的、情緒的、身体的、あるいは社会的要因・背景により、登校しないあるいはしたくともできない状況にあるために年間30日以上欠席したもののうち、病気や経済的な理由による者を除いたもの」と定義されています。
令和元年度、東京都の公立学校に通う小学生5,217人、中学生10,851人が不登校です。
中学生でいえば、21人に1人です。
ここで、気をつけなければいけないことがあります。
不登校は「問題行動」ではありません。
以前、精神科医で筑波大学医療系社会精神保健学教授の斎藤環先生がひきこもりや不登校についての講演会で、「たまたま困難な状況にあるまともな人」とおっしゃっていました。
不登校とは、あくまでも人間関係が崩れたり、勉強がわからなくなったりするなど、さまざまな要因・背景の結果として起きた状態です。
これは、子供たちを取り巻く環境によって、どの子にも起こり得ることです。
みんなと同じことができない、みんなが簡単にできることがこの子はできない、だからダメな子だなんて思わないでくださいね。
不登校の子は、心の中で自分を否定したり、保護者や友達など、他の人の目を気にすることによる不安や苦しさなどを感じている場合が多いため、プレッシャーをかけることはしないでください。
文部科学省が行った追跡調査によると、不登校を経験した子供たちの約60%が「学校へ行きたかったが、行けなかった」と答えています。
子供たちは、心の中では学校に行かなきゃ行けないことはわかっていますし、本当はもっと頑張りたいとも思っています。
そんな子供たちとの関わり方のポイントですが、
①不登校の子供たちに寄り添うこと
②共感すること
③思いや考えを受け入れること
です。
大人はすぐにアドバイスをしたくなります。
不登校の子供たちにとって、大人からのアドバイスは「こうしなさい」と強要されているように感じてしまいます。
まずは受容してあげてください。
子供たちは、学校に登校することが目標ではなく、社会的自立を目指すことが重要です。
そこで学校へ登校できない子供たちのためにフリースクールという場所があります。
令和元年度都独自調査では「在籍する児童・生徒が通っているフリースクール等民間施設・団体がある」という質問に対し、都内公立小学校【ある23.8%】、都内公立中学校【ある51.7%】と回答しています。
そのうち、都内公立小学校68.2%、都内公立中学校77.9%が出席扱いにしています。
※フリースクールに関しては校長先生の判断となる場合が多いです。
フリースクールは、子供たちがどんな支援を必要としているかで選ぶポイントが変わります。
例えば…
学校へ登校できないが勉強はしたい▶︎学習支援に力を入れている場所
登校できないことにより自信を無くしている▶︎不登校の子供に対し深い理解や知識・経験がある場所
他者との関わりが薄くなってしまったためコミュニケーションを必要としている▶︎子供の人格を尊重した人間味のある温かい指導や相談が行われている場所
保護者の方も安心して子供の相談がしたい▶︎不登校の子供たちを理解したカウンセラーが常駐している場所
こんな感じで探してみると良いかもしれません。
また、入会金や授業料(月額・年額)などがはっきりと示されていることも重要ですね。
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保護者の皆様へ
不登校の理由を聞くと、「なぜか分からないけど行けない。」「理由は思いつくが、その問題が解決しても行けない。」といった答えが返ってくることがあります。不登校は様々な理由が複雑にからみ合っているいることが多く、特定できない場合もあります。
大切なことは、保護者が焦らず、本人に必要な支援を考えていくことです。まずは一人で悩まず、学校や相談期間に相談してみましょう。
また、その子供に合った支援がなされていても、何かが変わるまでには、時間がかかることもあります。本人の不安の軽減を第一に考えましょう。
東京都教育委員会
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中高生対象のフリースクールGRESは、サポートスクールGRES(通信制高校提携サポート校)と同じく、生徒の個性を否定しません。
学校に登校できない子がフリースクールGRESへ登校してくれた。
まずはその頑張りを認めてあげることからスタートします。
フリースクールGRESの特徴は、
家族支援カウンセラー®︎が常駐しているため、安心して相談することができます。
学習支援に関しは、九九やabcから高校の受験勉強まで対応しています。
高校生と同じ空間にいるため、自然とコミュニケーションを学んでいきます(不登校の子は、同級生よりも歳の違う子と一緒にいることに居心地の良さを感じる子が多いです)。
体験授業などで色々と経験したい子は、サポートスクールGRES(通信制高校提携サポート校)の調理実習や職場見学にも参加することができます。
在籍している学校の先生へ、忙しい保護者の方や登校できない子供の代わりに、学習状況などを報告させていただきます。
フリースクールGRESは毎月の入校が可能です。
もし現在、一人でお悩みの方はお気軽にお問い合わせください。
サポートスクールGRES
東京都立川市錦町1-14-16
AM9ーPM5
電話:042(540)0338
メール:info@gres-school.com
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