ファブールhilo昆虫記
みなさんこんにちは。
世界の神秘を解き明かそう。
いざ、未知なる大陸へ。
お待たせしました、月曜日のhiloです。
今週も天然記念物指定種及び
絶滅危惧種として国の特定保護をうけている昆虫、
ウスバトシローについての追加報告を
行いたいと思います。
2/28 PM10:00 都内某所
我々捜査班総出で樹液を塗って待つこと小一時間、
研究対象にする。
早速樹液を塗った木にとまり前足で確認している。
なんと、今回は珍しい脱皮まえのロー虫のようだ。
複眼にまだ幼虫期の名残であるメガネ型の突起が残っている。
このロー虫も警戒心が強い。
強く威嚇されてしまった。
大きく距離をとる。
ここで追い討ちをかけるように
また、あごを突き出し我々を威嚇するロー虫。
力が強いので要注意である。
素手で触ることはおすすめしない。
PM12:00
壁にとまり一休みするロー虫。
樹液のありかを仲間に知らせるために
大きな鳴声をあげている。
ニイニイゼミに酷似した鳴声が
深夜の街にこだました。
だが、残念ながら仲間は来ず、
心なしかさびしげに飛び立ってしまった。
PM12:30
遠くの方で再びロー虫の鳴声、
先ほどのロー虫の姿を再確認する。
片足をあげ・・・、これは珍しい!
求愛行動に出る前のいわば前戯的行動である。
案の定、求愛行動を開始したロー虫。
今回こそはロー虫の貴重な●●シーンを撮影したい!
我々研究班はその瞬間を息を潜め待った。
アッーー!!
あれ?!!!
私としたことが!!
先ほどの行動は求愛活動ではなかったらしい。
電車に飛び乗ってしまった!!
なんということだ!
昆虫であるロー虫の普段の生活に、
我々人間が生み出した文明が
これほどまでに溶け合い混ざっているとは。
昆虫が電車を利用し餌を求める時代になってしまった。
今回の調査で昆虫界のさらなる謎に
また一歩踏み込むことに成功した。
謎多き昆虫、ウスバトシローの生態には
毎回関心されられる。
いつか、昆虫が我々人間のように文明を築き、
昆虫人と人間が共存する未来も
近くに迫ってきているのかもしれない。
詳細は追って報告する!!
hilo,GRENADECREW









