ロッカーズ | green等

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三重県桑名市のへっぽこ美容室greenのブログです。基本的にどうでもいいことばかり書いていくと思いますので気を付けてください。

ロッカーズ〈ジャケット・リニューアル版〉 [DVD]/リロイ・ホースマウス・ウォレス,リチャード・ダーティ・ハリー・ホール,ジェイコブ・ミラー

¥4,158
Amazon.co.jp

ギリシャでジャマイカの魅力に取りつかれたセオドロス・バファルコス監督は、1977年、ラスタマンを描いた映画を作るためジャマイカを訪れる。仲間とともに自分を取り戻そうとする男を描いた作品には、レゲエのスターが軒並み名を連ねる。それが、この映画の大きな魅力でもある。故ジェイコブ・ミラが、盗んだチキンに刺さったナイフで友人を脅すという役を演じ、グレゴリー・アイザックスが観光客の車の鍵を開けるなど、偉大な歌手に与えられた配役に納得できないファンも中にはいるだろう。しかし、ミラのパフォーマンスやアイザックの演奏など、この作品のあちこちには、素晴らしいレゲエのパフォーマンスが散りばめられている。『ハーダー・ゼイ・カム』のように複雑なアプローチを取り入れてはいないし、キャラクター的に優れているとは言えない部分もあるが、この作品には笑いが詰まっている。何と言ってもジャマイカのラスタマンの日常を垣間見ることができるのが魅力だ。主役のドラマー、リロイ・ホースマウスは妻と子どもを抱える一方、金持ちの家の娘に求婚する男を演じる。共犯者のバンドメンバーやピーター・トッシュの“ステッピング・レイザー”だけでも見る価値のある作品だ。

(amazonより引用)


「ロッカーズ」といってもこちらはルーツレゲエのロッカーズ。

レゲエを語る上で外せない作品です。まぁ僕はレゲエに詳しいわけではありませんが(ちなみに今どきのレゲエよりルーツやロックステディの方が好きです)。


まぁ内容としてはかなり薄いです。とある名ドラマーがレコードの配達で儲けようとしている矢先にバイクを盗まれ、盗んだマフィア一味に復讐してやろうと話。

ストーリー的には浅いですが楽しい映画です。ラスタマン達の際どいファッションやライフスタイル。ホースマウスの全く根拠のない自信。言葉は汚く荒っぽいが気のいい仲間たち。そして楽しげなメロディに乗せた真摯なリリック。レゲエの世界の魅力をたっぷりと映します。

僕は音楽が大好きですが、聴くだけではなくルーツを調べたりするのも大好きです。そんな人にはきっと楽しめる映画だと思います。

オススメ度 ★★★★☆