こんな事は心にしまっておく事かもしれないけど忘れてしまいそうで備忘録としてここに書き記しておくとします。別に病んでるわけじゃないからあしからず笑

拝啓おやじ そっちはどうけ?こっちは雪降って寒い正月になっとるわ。


なんかコロナの事もあってお店の事がどうなるんだろう?って思いながらやっと大変な1年がとりあえず終わってほっとしながら少し長い正月休みにしたよ。自分で思ったより必死でやってたらしく、ほっとしたらやっとオヤジがおらん事がじわじわきたな。なるほど正月に実家行って皆で飯食べてもおらんもんな~。

でもあの時話した「家族としては酒やめて長生きして欲しい」とちゃんと伝えた事、でもオヤジが「もう良いからお前にまかした、飲むわ」って言われて「そっかオヤジの好きなようにすれば良いな」って腹を括った事は我ながら良い選択をしたと思っとるよ。 家族がどうして欲しいかよりオヤジがどう生きたいか、どう終わりたいかやもんな、もうそんな時は自分で分かっとったんやろな。

お互いに少しずつ言葉足らずの所もあったけど今になってオヤジが家族をめっちゃ愛してたんやなって思う事が沢山あるよ、オヤジも母ちゃんも二人とも何があっても子供の味方なんやろなって思わせてくれたから目に見えない心の支えが確かにあったし今でもどうにかなるやろ!みたいな変な自信と言うか自己肯定感があるのはそのお陰だと思うよ。
そしてなんとか商売してご飯食べていけてるのも少なからず二人のお陰やと思っとるよ。
やっと美智代(妻)と2人で自立してやっとご飯行こうか?って親孝行できるようになった時やったんにな~。まぁその分母ちゃんともっと飯食いに行く事にするわ!
自分も良い歳になったから分かっとるよ、欲張らず商売は食べる分だけ。そしておごらす、他人と比べず、面白がって平気で生きてくからまた見守っておってね。