こんばんは。葉音です。

関東は桜のピークを迎えましたね。
みなさまお花見はしましたか?
私は通勤途中に眺めて、静かに盛り上がっていました。



さて、今日はお気に入りの本をご紹介します。

『本のお茶』 カフェスタイル・岡倉天心『茶の本』

私の人生のバイブルかもしれません。
読み返すたび、なにか心に響くことがみつかります。

本のお茶


帯には、宮本亜門さんのコメント。

~「たった一杯のお茶が、たった一篇の言葉が、
 人の道を変えられる」この本を読んでいると、
 そんな気になる。~


なんか、ワクワクしませんか (^~^) ?


岡倉天心の『茶の本』原本のよさをそのままに、
それでいてカフェのようにカジュアルな雰囲気。
写真も素敵です。



本のお茶2


今日は、この中から一番好きな部分を抜粋してみます。
どうぞ、ゆっくりお茶を味わうように、
読んでみてくださいね。


完全なものが存在しないように

人生と呼ばれるこの場所もまた、思うにまかせないもの。

ままならない日々を生きながら、心を澄ませて

「せめて私にできることをやりとげてみよう」と

やわらかな挑戦を試みること。

それこそが茶道の精神なのです。




少し元気をもらって、背筋を伸ばしたくなるような
そんな本です。
(周りに気づかれないよう、そーっと・・・)

では、素敵な夜をお過ごしください。


葉音


本のお茶―カフェスタイル・岡倉天心『茶の本』/角川書店

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