6−2 | 雑貨とステンドグラスの店 Green Grain

雑貨とステンドグラスの店 Green Grain

大正13年完成の洋風建築を、外観そのまま利用した雑貨とステンドグラスの店です。
国内外インテリア雑貨やアンティーク、ブロカント、オリジナルステンドグラス、ガラス小物などを取り揃え。
狭いながら見て楽しめる店内です。お気軽にお立ち寄りくださいませ。

 

2月末頃に、浪江町の避難解除の知らせが来たり

 

なんだか落ち着かなくて、

 

店でも大きめな作品を作っていたり

 

行事があったりしてそわそわしていました。

 

 

今日、一つの行事が無事にほぼ終わりました。

 

 

 

 

昨年末

 

小学6年生の女の子が店に来て

 

震災の話を聞かせて欲しいと言うので

 

話をしました。

 

総合の授業で被災地とつながりを持ちたいと

 

1年間色々な事に取り組んで来たようです。

 

初めは、仮設の方々に何かしたいのかな?と

 

二本松の役場の話をしたりしましたが

 

何度も通ってくれて、

 

私達家族の為に何かして貰えるのだとわかり

 

私達が使っているガラスの破片で

 

何か作る事に決まりました。

 

(私達の為と言うより今回は代表で)

 

 

作ったものは、同じ避難者の方々や

 

福島の浜通りの方々も

 

きっと懐かしく思うものになると思います。

 

 

 

 

そして2月22日の3、4時間目に学校の図工室で

 

ガラスのモザイクアート作りのお手伝いをしました。

 

みんなで、1枚の私達の懐かしい景色を

 

作る案もありましたが、作業時間もかかるので

 

9班それぞれ別の景色やキャラクターを

 

作ることに決まり、1枚はクラスのキャラクターも。

 

 

景色と言っても難しいので

 

浪江の花のコスモスや、震災後のキャラクターの

 

うけどん、通勤時に眺めていた波立薬師、大熊のくま

 

などをみんながアレンジして下絵を描いて

 

それを元に作りました。

 

授業ではセメントを詰めて終了して

 

それを店に持ち帰って固まるのを待って洗浄して、

 

本当ならそれをまた学校へ持って行けば良いのですが

 

飾るのはうちの店なので

 

みなさんに来ていただく事になりました。

 

生憎の雨でしたが作品の裏に名前を書いてもらったり、

 

記念撮影をして、無事終わりました。

 

後日展示をします。

 

 

 

6年生の皆さんは、偶然私の母校

 

それも同じ6年2組でびっくり。

 

私が学校の校舎に入ったのは、かなり久し振りで

 

卒業式も近かったので

 

休み時間に校歌を演奏しているのが聞こえ 

 

とっても懐かしかったです。

 

 

作業時も今日もバタバタと

 

慌ただしくなってしまいましたが

 

展示したらゆっくり見に来て

 

お話し出来たらなと思います。

 

 

展示完了まで気が抜けませんが

 

こんな経験をさせてもらえてとっても嬉しくて

 

作品を見ながらしみじみとさせて貰えそうです。

 

ありがとうございました。