神奈川県の有名温泉地のヨコにある 「真鶴」 のことを
私は勝手に、パワースポットだと言いまわっている。
けれど、ハワイ島や伊勢神宮に行った時と同じかもしくは
それ以上に強い、自然の力を感じた土地だった。
海と山と温泉に囲まれた、真鶴は別荘地としても有名で
湯河原温泉が近く、山から眺める海の景色や
山の中にある、神社や
地元のおじいちゃん・おばあちゃんのつくる野菜とか
全てに、真鶴独特のパワーを感じる不思議な土地だ。
そんな土地で育ち、生活をしている親友がいる。
まだ私が20代のころに出会った彼女は、当時は10代で
少年のような澄んだ瞳で、ちょっと斜めに世の中を見ているような
そうかと思えば、母のように温かい笑顔でほほ笑む
不思議な少女だった。
ちょうど、奈良美智氏の絵のような女の子だった。
大きくなった少女は、当時の面影はそのまんまで
でも少年のような澄んだ鋭い目つきは
大人の女性の柔らかな眼差しへと変化して
真鶴のパワーを全身で毎日浴びている証拠に
ツルツルの髪と顔をして
久しぶりに東京に出てきた。
美しかった。
着飾らないのにこんなに美しいひとって
珍しいなといつも思う。
引っ越し前の、汚れている我が家に泊まった。
昨日は、この冬一番の冷え込みだったから
フリースやらで厚着しまくって もこもこの30過ぎの女子がふたり
ダブルベットで 毛布と夏用の羽毛布団にくるまって
嫌いきらいも好きのうち談義的 ピロートークをしながら
お番茶を飲んで寝た。
彼女は水仙とみかん
ママお手製の紅イモとリンゴを煮たピューレ
乾燥みかんの皮とビワの葉でできた手作り入浴剤と
湯河原の源泉水を
お土産に持ってきてくれた。
彼女のママは、お母さんというより
天使。
ちっちゃくて、妖精のようにふわふわしてて
笑顔が透き通るようなやさしさで
恥ずかしがり屋さんで
お掃除とお庭掃除とお料理をいつもしてて
年齢が全くわからない。
というより、年を取らなそうな
これまた不思議な女性。
真鶴でおじいちゃん・おばあちゃんたちに囲まれて
のんびり生活しているのに
原チャリバイクに乗ってすっ飛んでくる姿は
となりのトトロのメイちゃんみたいにくったくがない。
そんなママが作ってくれた、紅イモとリンゴのピューレ。
お砂糖を使っていないんだって。
週末の朝ごはんのトーストにつけて食べよう。
自宅や土地で採れたものを使って
自然のままの味付けで食し
光や風を浴びながら生活するひとたち。
9時すぎまで元気な東京人をみて、
「ちょっとワクワクする」と
笑った少女
自然に即して生活することが、当たり前の土地と
自然に即して生活するのはとても困難な土地
だけどワクワクをくれる土地
どっちも大好き
水仙のかおりと
みかんの香り
