否定的な話し方の反省 | 60間近、ダイエット日記

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話し方の癖と言うか、思考の癖は誰にもあるものですよね。
否定されて悲しい気持ちになった経験が幾つかあります。大学進学の際、自分の行きたい学部を母に話したら、


才能もないに、やめたら?

そう言われた時です。

 

母には、決して悪気があった訳でも無く、逆に自分の娘が夢を持って前向きな姿に、チョット照れ臭かったのかも知れません。自分の身内に凄いね、とか、出来るから頑張ってなどと言うのはなかなか言いたくても、恥ずかしいと感じちゃう時代の人だからだろうと、今振り返って思います。

 

結婚式のスピーチで、父親が私のことをわがままだとか、こんな娘を貰ってくれるなんて、本当に申し訳ないとか、さんざん私をこき下ろしましたのも残念な思い出ででした。しかし、やはり、これも日本の文化。謙遜というか、自慢をしないことが美徳と考える昭和世代の方だから仕方がないと今は理解できます。

 

しかし、やはり人は否定されてるより、受け止めてくれると安心するし、認めてくれたら嬉しい筈ですよね。

 

昭和こてこての両親の元で育ったせいでしょうか?私には、知らず知らずなんですが、人から言われた事を認める前に、先ずは、違うんじやない?そうかなぁ?だって、でも?と否定的な視点から入る癖があるのだと、此の歳になってから気が付きました。

 

初めてそれを指摘してきたのが今の夫です。


おそらく夫の両親は、私の親とは違うアプローチでの育児をしたいたのかもしれません。

 

この歳になって思考の癖を直すことは容易ではないのですが、出来る限り意識して修正しようと決めました。

 

相手の考えや、物の見方、生き方、それを頭ごなしに違うとつき跳ねるのではなく、まずは受け止めて、前向きな言葉で相手に反応していこうと思います。いったん温めて、それから私の意見を発してみます。その際は、決して否定的な意見ではなく、相手の考えも尊重したうえでの、丁寧な発言ができるようになるといいな、そう考えている今の私です。