伝えなければ伝わらない。
アンテナに引っかかったことを過去も現在も、現実も妄想もひっくるめて言葉にします。
言葉至上主義。
手袋の謎
冬の間は、寝る前にハンドクリームを塗って、手袋をして寝る(あまりに疲れているとそんな余裕もなく普通に気絶して寝る)のだが、最近起きると右の手袋だけ外れていることが多々ある。
なぜ？
一番の有力説は、寝ている間に体のどこかが痒くなり、利き手である右手の手袋を外して掻いている、というもの。
痒いところを手袋で掻くのは歯痒いからねぇ。
そういえば私は子供の頃の一時期、母に背中を掻いてもらいながらじゃないと眠れないことがあった。
アトピーでもないし、実際どこが痒いというわけではなかったのだが、母親に背中を掻いてもらわないと安眠できない時期があった。
添い寝をして私の背中を掻きながら母がウトウトとすると、当然母の手の動きが緩慢になった。
私は「んーー」とむずがって抗議をした。
母はハッと目を覚まして私が寝入るまで背中を掻いてくれた。
面倒だったろうに、母は私の背中掻きに対して一度も文句を言ったことはなかった。
という郷愁と、私の手袋の謎は無関係だと思う。
迷った挙げ句
去年の秋、ダアがゴルフコンペで二位になってもらってきた景品のギフトカタログ。
約一万円相当のものがもらえる。
私が好きに選んでいいとダアが言うので、ずっと悩んでいたのだが、結果的にふく鍋セットにした。
柳宗里のボウルセット、圧力鍋、掃除機、高級な醤油。
欲しいものは色々あったが、結局ダアと相談してふく専門店のふく鍋セット。
とらふく、真ふく合わせて500グラム、とらふく入りつみれ、とらふく入りうどん、ひれ酒用とらふくのひれ、だし、ポン酢、もみじおろしのセットでした。
こないだの週末にいただきました。
雑炊も作ってスープ一滴残さず堪能いたした。
ふくは福、ふぐは不遇、だから縁起をかついでふくって言うんだって。
和の心ですなあ。
ダア、またゴルフ頑張っておいしいものをゲットしてね。
タフネス
先日、仕事の帰りに迷子になった。
職場から、職場の最寄り駅まで歩く5分間の間に迷子になった。
二年以上毎日歩いている経路なのに。
確かにいつもの道に入ったのに、気づいたらまったく知らない道にいた。
ビックリしてとりあえず走った。
初めての体験。
衝撃の迷子。
仕事帰りに飲みに行くどころの騒ぎじゃない。
駅にすらたどり着けないんだからな。
飲みになんて行ったら家に帰り着けるわけがないじゃないか。
ああ、憧れるな、仕事帰りに飲みに行けるタフネス。
懐かしいな、毎日飲みに行っていた頃の私のタフネス。