先日、一か月に一度のお兄ちゃんの療育センターの診察日だった。![]()
その時に主治医から言われた言葉が「完璧を求めない事」だった。
私は昔から、良くも悪くも完璧主義な所があり、自分にも他人にも厳しい所がある。
お兄ちゃんにも知らず知らずのうちに「普通に近づけるよう頑張らなきゃ」と言う気持ちが働いてしまい、挙句、本人も家族も辛くなるようだ![]()
発達障害の子は元々持って生まれた部分的な不器用さがあるらしく、それは努力ではカバーしきれない部分もあるみたい・・・![]()
うちのお兄ちゃんは、食事の時の箸が上手く使えない。
ごはんが沢山つかめず、本人もじれったくなって箸を持ったまま手づかみしたりしている![]()
何とか練習させてちゃんと使えるように・・と頑張らせてはいるものの、箸使いが下手なので食べこぼしがひどいし、食べるのにとても時間がかかる。![]()
魚
が出た日には骨取りが一苦労で、相当な時間がかかり、挙句、殆ど手をベタベタにしてやっている。
そんな事を主治医に相談したら、この「完璧を求めない事です。」と言う答えが返って来た。
うちのお兄ちゃんはレゴブロックとかカプラとかやらせると、精巧で緻密な物凄い作品を作ったりするのに、何で箸ぐらい上手く使えないのか![]()
・・・その発達の偏り感が発達障害の子特有のものらしい。
同じ、手を使う作業でもあれは凄い出来るのに、これは全くダメ。
同じ手先の事じゃん
って思うけど、それが特徴で、そういう子は沢山居るそうだ。
そしてそれは元々持って生まれたものだから、練習してどうにか・・と言うよりは、何かエジソンの箸とか道具に頼って解決して行く方が得策のようだ。
道具によって食事の時間が本人も家族も楽しく過ごせるのなら、道具に頼ってみるのもいいのではないか、と言うお話でした。
どこかの能力は凹んでいるけど、どこかの能力が出っ張っている。
そんなデコボコした能力を持ち合わせているのが発達障害の子の特徴なら、凹んだ所を何とか出来るように頑張らせて本人も家族も辛くなるより、出っ張った所を更に伸ばす育て方の方がいいのかもなぁ・・なんて考えさせられた一日でした![]()
凹んだ所は、道具に頼ってでも何とか普通に暮らせればそれで良しかな。
あとはアイディア勝負だね![]()
昔、何かの本で「親子、家族として生まれて来るのは偶然じゃなく、必然だ」と言うような物を読んだ事がある。
その親子、家族のメンバーで集まって生まれたのには必ず何か意味があり、皆、何かしらの使命を持って生まれてきている、と言うものだ。
もしかしてうちのお兄ちゃんは、完璧主義な私に「スローライフもいいものだよ。
もっと力を抜いて生きよう
」と教えに出て来てくれたのかも・・・(笑)