今日(正確には昨日)の飲みものコーヒー




スタバのラテ

昨日は、大した時間働いてないのに、

細々した仕事が多くてクタクタ


コーヒーを飲む時間もなかったから

なんだかすごくラテが沁みましたおねがい



むらさき音符ブルー音符むらさき音符ブルー音符むらさき音符ブルー音符むらさき音符




本屋さんで「この本、本当に凄いぞ!」

という帯がついていた本本



帚木蓬生氏「白い夏の墓標」

昭和58年に書かれた古い作品です。



本屋さんのポップや帯の

この手のうまい宣伝文句に

これまで何度誘われて、買ってしまったか…爆笑



(たぶん好みもあって、)

思ったほどじゃなかった…

っていうのもたくさん経験してきました。



特にこの本はテーマがウィルスの研究

ということもあり、

コロナにかこつけて売ろうとしてるのかなぁとか

(疑りすぎ爆笑)




でもこの作品は、私にとっては

帯の文句通り、面白かった!!



あるウイルス学の研究者が、パリでの学会にて

昔死んだ自分の親友を知っている、と語る老人に声をかけられ、

親友の知らなかった過去を辿る旅に出て、

そこで驚くべき死の真相を知っていくという物語。



医学の光と影、

深い人間の孤独と絆、

そういうものが静かな筆致で描かれていて



人の半生はやや急ぎ足で描かれているものの

無理矢理感はないし、

逆に冗長に感じさせなくてよかった。



ヒューマンドラマの中に

ミステリ要素もあるので、先が気になり

中盤から読む速度が加速しました。

そして驚きのラスト。そうきたかー



ヨーロッパの寂れた町の描写も美しくて、

行ったこともない土地に

思いを馳せました。



同じテーマで

夏の災厄のような話を想像していたら


これも面白いですが


良い意味で裏切られましたニコニコ



初めて読んだ帚木氏。

もっと読んでみようかな











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