スズラン

すずらん(鈴蘭)の花言葉や英語は?種類や見頃の季節は?

可憐、清楚、涼やかといったイメージがあるすずらん。下を向いた小さな白い花と、葉の緑色のコントラストがとても美しく、甘い香りを漂わせます。今回は、すずらんの花言葉や英語、種類、見頃の季節についてまとめました。

 

すずらん(鈴蘭)の花言葉や意味・由来は?

『幸福の再来』『純粋』『純潔』『謙遜』

「幸福の再来」は、すずらんが春の訪れを知らせる花であることに由来します。また、ヨーロッパでは聖母マリアの花とされることから、「純粋」「純潔」という花言葉がつきました。これが、花嫁の姿と重なって、結婚式のブーケによく用いられます。

フランスでは5月1日を「すずらんの日」とし、愛する人や親しい人にすずらんを贈る習慣があるそうです。これは、「幸福の再来」という花言葉に習ったものとされます。

 

すずらん(鈴蘭)の学名・原産国・英語

学名
Convallaria majalis
科・属名
キジカクシ科スズラン属
英語
Lily of the valley
原産地
北半球、温帯
開花期
4~6月
花の色
白、ピンク、赤、黄、紫
別名
君影草(きみかげそう)
谷間の姫百合(たにまのひめゆり)
ドイツスズラン(独逸鈴蘭)
ミュゲ

すずらんは、ヨーロッパや東アジア、北アジア原産の多年草です。日本では、中部地方よりも北側に君影草(C.keiskei)が自生しています。ただ、ガーデニングでは育てやすいヨーロッパ原産のドイツスズラン(Convallaria majalis)がよく用いられます。

英名は、谷間に生息していることにちなんで「Lily of valley(谷間の百合)」といい、和名は花の形が「鈴」に似ていることに由来しています。

 

すずらん(鈴蘭)ってどんな花を咲かせる?

すずらん アップ 花

すずらんは、釣り鐘状の花を下向きに咲かせます。花色は白が一般的ですが、ピンクや赤、黄、紫色などもあります。また、花の香りが三大フローラルの1つと呼ばれ、香水にも利用されています。特に園芸に利用されているドイツスズランは、香りが強い品種です。

ただ、すずらんは全草、特に花と根に多く毒を含んでいる植物でもあります。誤飲すると嘔吐、頭痛、めまい、心不全、血圧低下、心臓麻痺などの症状を引き起こし、死に至る場合もあるので取り扱いに注意してくださいね。

 

すずらん(鈴蘭)の種類・品種は?

スズラン 種類

スズラン(Convallaria keiskei)

本州よりも北側、特に北海道に多く自生している日本原産の品種です。花が葉よりも低い位置に咲きます。

ドイツスズラン(Cnvallaria majalis)

葉の幅が日本原産のものよりも広く、葉と同じくらいの高さで花が咲きます。丈夫で育てやすく、花の香りは、香水の原料になります。

ピンクスズラン(Convallaria majalis var. rosea)

ドイツスズランの園芸品種です。小さいピンク色の花を咲かせます。

ドリーン(C. majalis var. ‘Dorien’)

ドイツスズランの中でも性質のよいものだけを選んで交配させた品種です。花丈が長く、大きな花をたくさん咲かせます。

ボルドー(C. majalis var. ‘Bordeaux’)

他の品種よりも、1本の茎からたくさんの花を咲かせます。ドリーン同様に、ドイツスズランの中からよい性質のものを選抜して交配させた品種です。

アルボストリアータ(C. majalis var. ‘albostriata’)

「縞斑(しまふ)すずらん」とも呼ばれ、葉に黄色い縦縞(たてじま)が入るのが特徴です。




 

すずらん(鈴蘭)の見頃の季節や開花時期は?

すずらんの開花期は4~6月です。暑さに弱いため、夏前の5月頃が見頃の季節になります。

すずらんの群生地としては、山梨県の「芦川のすずらん群生地」が有名です。山梨県の自然記念物に指定され、日本原産のすずらんをたくさん見ることができますよ。5月下旬~6月上旬が見頃なので、機会があれば立ち寄ってみてくださいね。

 

すずらん(鈴蘭)の花言葉を添えて花束をプレゼントしよう

すずらん アレンジメント

すずらんは、「純潔」や「純粋」など、汚れのないきれいな印象を与える花言葉をもっています。「純潔なあなたへ」と言葉を添えて恋人やパートナーからプレゼントされたら、だれでも嬉しいものですよね。バラや豪華な花束を贈るのは気が引けるという方は、すずらんの花束をそっと渡してみてはいかがでしょうか?


 

 

デージーはとても丈夫ぶでガーデニング初心者でもとても育てやすい花です。

デージーはとても丈夫でガーデニング初心者でもとても育てやすい花です。手入れさえしっかりしていれば、とても長く花が楽しめ冬から春に咲く花です。草丈が大きくならないので、花壇のふち取り、プランターなどにまとめて植え、鉢植えにもよいでしょう。デージーの花は中輪と小輪があり花びらは平らなものと細い管のようなものと2種類あります。花の色は、白、ピンク、赤などで八重咲きの品種がほとんどです。本来は多年草なのですが、日本の梅雨時期の高温多湿には耐えられずたいがいが枯死してしまいますので、日本では一年草扱いしています。和名はヒナギクとよばれ、昔から広く親しまれている花です。

◆デージーの育て方

デージー

◆開花時期 12~5月  ◆苗の購入期 12~4月
◆草丈 10~20cm  ◆花色 赤、ピンク、白
■育てやすい花
◆デージーのおすすめ通販サイト

◆購入時のポイント
育てやすい花:デージー

秋から早春にかけて花つきのポット苗が販売されます。品種は比較的限られます。

◆デージーの育て方のポイント  

  • 日当たりと風通しのよい場所で育てると花もたくさん咲きます。
  • 日光不足だと花の数が減る。
  • 生育が旺盛なので水切れを起こさないように注意する。
  • 水やりは用土の表面が乾いてからたっぷりと与える
  • 開花中は月に2~3回の割合で薄めた液体肥料を与える。
  • 冬は寒風に当てないようにします。

 

◆苗の植え付け
デージーのポット苗は秋から春に入手し、元肥として有機質肥料か緩効性化成肥料を施し水はけと保水力のある土に、あまり深植えにしないように植えつける。

◆用土
デージーは根が細く、地中深くはらないので、水はけと保水力のある用土に向きます。小粒の赤玉土6、腐葉土4を混合したものなど適します。市販の草花用培養土でもよく育ちます。

◆水やり
デージーは乾燥を嫌うので、春と秋は毎日1回、冬場でも晴天が続く時は3~4日に1回は水やりします。特に春は生育が旺盛になり、根がよく張るため、鉢植えでは水切れを起こしやすくなります。

◆肥料
肥料は元肥として緩効性化成肥料を施し、開花中は追肥(月に2~3回液肥か、緩効性の化成肥料)を与えます。早春から春の生育期には、花をたくさん咲かせます。その分、肥料をしっかりと与えます。

◆植え替え
デージーは一年草のため植え替えは必要ありません。

◆病虫害
デージーは土が乾きすぎると、葉が枯れたり、アブラムシが発生したりします。アブラムシが発生したら早めにオルトランを散布しましょう。

カネノナルキ

金のなる木(カネノナルキ)の花言葉や風水の意味は?種類や品種は?

金のなる木は、ころんと丸みのある葉っぱが特徴の観葉植物です。ベンケイソウという多肉植物の仲間なので、水やりの回数が少なく、丈夫で育てやすいことから初心者の方でも安心して楽しめます。また、縁起のよい名前なことも人気の理由です。今回は、そんな金のなる木の花言葉や風水の意味、種類や品種についてご紹介します。

 

金のなる木(カネノナルキ)の花言葉は?

『一攫千金』『富』『幸運を招く』『不老長寿』

「一攫千金」「富」「幸運を招く」という花言葉は、硬貨に似た丸い葉っぱをつけることに由来します。縁起のよい名前や花言葉から、開業・開店祝い、新築祝いといったプレゼントによく贈られます。

 

金のなる木(カネノナルキ)の学名・原産国・英語

学名
Crassula ovata
科・属名
ベンケイソウ科・クラッスラ属
英名
Dollar plant
Money tree
原産地
南アフリカ
開花期
11~2月
花の色
白、ピンク
別名
花月(カゲツ)
クラッスラ
縁紅弁慶(フチベニベンケイ)
成金草(ナリキンソウ)
 

 

金のなる木(カネノナルキ)とは?どんな花を咲かせる植物?

金のなる木 花 カネノナルキ 白 鉢植え

南アフリカを原産とする多肉植物で、昭和初期に日本へ渡来しました。樹高1~3mに生長し、大きく育つと茎が木の幹のように見えることから、観葉植物として流通しています。

葉っぱは肉厚で丸く、表面にはツヤがあります。また、生長すると赤い縁取りが入り、寒くなると紅葉して全体的に赤くなります。11~2月に、白やピンクの小さな星形の花を咲かせますが、品種によって咲きやすかったり、大きくならないと咲きにくかったりと様々です。中には1ヶ月以上花を咲かせるものもありますよ。

 

金のなる木(カネノナルキ)の名前の由来は?

園芸上の名称は「花月」とされていますが、流通しはじめた当初、新芽に5円玉を入れてお金が実ったように見せて販売していたことから、「金のなる木」「成金草」と呼ばれるようになりました。

英名の「dollar plant(ダラ-プラント)」「Money tree(マネーツリー)」は、葉っぱが丸く、コインのように見えることに由来します。また、健康に育った株は、葉っぱに赤い縁取りが入ることから、「縁紅弁慶」という和名も付けられています。

 

金のなる木(カネノナルキ)の風水の意味は?

カネノナルキ 金のなる木 風水 窓辺 鉢植え リビング

中国では、金のなる木は金運や繁栄を招く縁起のよい植物とされてきました。そのため、風水でも金運アップの効果があるとされています。金運を左右する方角とされる南東に置くのが吉。

また、葉っぱが上向きで丸い形をしていることから、人を元気付け、リラックスさせる効果を併せ持っています。家族が集まり、友人を招きいれるリビングに飾るのがおすすめですよ。

 

金のなる木(カネノナルキ)の種類や品種は?

金のなる木 カネノナルキ 宇宙の木 ウチュウノキ 品種 種類

金のなる木は、品種改良がしやすいことから、たくさんの園芸用品種があります。中には、葉っぱが巻いたり、細くなったり、斑が入ったりするものもありますよ。今回は、よく知られている品種をいくつかご紹介します。

カゲツ(花月)

クラッスラ・ポルツラケという学名で、一般に「金のなる木」というと本種を指します。葉っぱが肉厚で幹が太く、丈夫で育てやすいことから人気のある品種です。

 

オウゴンカゲツ(黄金花月)

明るい黄色の斑が入る品種です。日に当たると葉っぱが黄金色に輝くことから、縁起がよいとプレゼントによく贈られます。

 

カゲツニシキ(花月錦)

花月の斑入り品種で、薄いクリーム色から白色のスジが入ります。葉っぱの深い緑色と斑のコントラストが美しく、観賞価値が高いです。

 

ヒメカゲツ(姫花月)

草丈の低い品種で、株がコンパクトにまとまることからミニ観葉植物として流通しています。節と節の間が狭く、こぶりな葉っぱが特徴です。

 

サクラカゲツ(桜花月)

花の付きやすい品種で、晩秋から春にかけてピンクの小さな花を咲かせます。その姿が桜を思わせることから名付けられました。

 

ウチュウノキ(宇宙の木)

上に向かって育つ細長い葉っぱが、宇宙人の指を連想させることから名付けられた品種です。「クラッスラ・ゴーラム」という学名で流通していることもあります。

 

金のなる木(カネノナルキ)は縁起のよい観葉植物

金のなる木 カネノナルキ 鉢植え テーブル 室内 屋内

名前を聞いただけで縁起のよさが伝わってくる、金のなる木。名前に「木」がつくことから、樹木のように思いがちですが、実際はかわいらしい多肉植物の1つです。ぷっくりとした葉っぱがかわいらしく、どんなインテリアとも相性がよいことから、プレゼントにもぴったり。大切な人の開業や開店祝いに、金のなる木をプレゼントするのもすてきですね。