変質者①~夏~
7月4日。
この日は忘れられない・・・・・・だろう。
生まれて初めて本当の意味での変質者に遭遇したからだ。
いきさつはこうだ。
その日、私はいつもよりも遅い時間の、5時30分頃の電車に乗った。
といっても夕方の5時。
夏の5時は明るい。
しかしその日は、雨のち曇り。
なんだか薄暗く、田舎の帰り道は誰一人いなかった。
駅を降り歩き出すと、突然、前方から
プップゥー
と車のクラクションが鳴った。
ん?と思ってそちらを見た。
4WD系の車に乗った超デブ系・ぶちメガネ着用の男がこちらに手を振っていた。
は?と思って無視した。
私のことじゃないだろう、と思って家路を急いだ。
スタタタタ・・・
気持ち的に焦っていたと思う。
少し怖くなったからだ。
何百メートルか歩いていたところ、気配を感じた。
後ろに車が来た。
そこは駐車場だったので、
あ、私邪魔なのかな、
と思って後ろを振り向いた。
さっきのヤツだった。
!!!!!!!!!!!
ゾッとした。
ヤツはおもむろに窓をガー・・・と開けて、
『ハッ、ンハッ、お祭り行かない~?ッハぁ、はァ・・』
と問い掛けてきた。
周りに人はいない。
こいつが問い掛けているのは私だ、と悟った。
無視した。
すると、
『チぃッ、なんだよ◎◇ё§△・・・』
とかうんぬんかんぬん言いながら猛マッハで去って行った。
本 当 に
怖 か っ た 。
くさい人
ある日のバイト。
『いらっしゃいませー』
いつもみたく次にやって来たお客さんの会計をしようとすると・・
むわぁぁ~~~~んン
なんかにおってきた。
否、「におった」ではない、「異×100臭がした」だ。
くっせ
くさっ
くっせぇええええええええええええ!!!!!!!!!
おぅぅうええええええぇぇぇぇえええ~~~~~~~~~~~~~
○☆÷@$бおぇぷぅぁhdkgbrmxv
来たお客さんはオッサンだった。
見た目からして臭そうだった。
否、臭かった。
とにかくその「異臭」がオッサンの半径2メートル程をオーラのごとく取り巻いていた。
公衆トイレのにおいか?
う○このにおいか?
尿の乾いたにおいか?
とにかくあらゆる汚物のにおいがした。
私は失神しそうだった。
目はきっと白目だったに違いない。
私とオッサン、半径3メートルには誰一人寄らなかった。寄れなかった。
だが私はスーパーのレジ店員。
ここで負けてはいけない。
笑顔で対応。
親切に対応。
・・出来ていたつもり・・
ほんの2分程度の時間が、10分程の苦痛に満ちた時間に感じた。
『ありがとうございましたー!・・・おぇっ』
もう二度と来ないで下さい☆
