音学生の私

 

 音楽の学校に入ったもののあれ?イメージと違う?

 

 

 

 

入ってから勉強すればいいや〜なんて思っていた私は音楽を甘くみていたのかもしれません。いや、みていたのでしょう

 

 

 

 

 

自己紹介では好きなジャンル、弾ける楽器を教えてねと言われ頭は真っ白。次々とピアノです、学生の頃バンドを組んでいたのでドラムとベースですかね~なんて言われ、此処にいちゃいけない、場違いなんじゃないかと昨日まで晴々としていた心もこの自己紹介で雲行きが怪しくなってしまいました。

 

 

 

私は歌詞以外書いたことも作ろうと試みたこともなく入るまで楽器にすら触れたことがありませんでした。((本当になぜ曲を作ろうと入るのに勉強しなかったのか理解に苦しみます…笑

 

 

ま、素直にな、何も弾けませんと言ったんですけどね((きっと顔はゆでだこのようだったはず

 

 

 

後から知ることになったんですが音感(生まれつき、または小さい頃からピアノや楽器と育ってきた人がいつの間にか身につけられる特技)のある人がクラスの70%ほど。他は相対音感(ある程度の年齢を過ぎ音楽や音に触れて音を識別できるようになった人)がその他を占めていました。(どちらもない者は30%くらい)そりゃ数が多い方に授業は進んでいくので初授業は初っ端から”曲を作ってみよう”でした。((音楽の学校なんだから当たり前ですけど笑

 

 

 

事前に勉強はせず入学するまで作り手の”ある程度の土台”を構築させず飛び込んだためクラスでは浮いていました。。。

あはは…今では本当に大馬鹿者だなと後悔しか残ってません笑

 

 

 

それからは音との共同生活。入学した後にパソコンを購入しわからないなりに常にパソコンと睨めっこしてました。

音感のあるものが時間を制する波に音感があるのが当たり前の生活で、勉強するより周りと違う自分への恥ずかしさが勝ち、授業では発言すらできませんでした。

 

 

 

反抗既に40 考え過ぎのフルコース 〜 ある一言を添えて 〜 🪫

 

世界(入学)が天国から地獄へ反転して約半年たったある頃。

よく授業終わりにはいつも言われる言葉がわからないことをわからないままにしないでね〜

わからないことがあればいつでも言ってね〜とそれを無視し続けたツケが回ってきます。

 

 

 

先生、メロディってなんですか?

 

 

そうです、これです、これがいけなかった!!!!!!!!!

 

 

作った楽曲をワンツーマンで修正してもらう授業があったんですがそこで先生にそう尋ねたんです。

 

 

しかも入学して半年経った昼下がりに。。。

 

 

真顔

 

…​​​​​​​…​​​​​​​…​​​​​​​…​​​​​​​…​​​​​​​…​​​​​​​…​​​​​​​…​​​​​​​…は????

 

 

何言ってるのloweさん。そう半笑いで言われた先生の顔今でも忘れられません笑

 

 

 

今は笑い話として話せるようになりましたが当初は”あ、だめだ音楽は私に向いてないんだ”と絶望し半年で溜めた反抗40%が一気に75%まで上がり心のシャッターを下ろしてしまいました。

 

 

 

 

一緒に走ろう〜詐欺 With 少数派音感がない者が相対音感のある者に

 

 

唯一、音感がない人たちで集まり結束を固めていた少数の友人たちもいつの間にか私が病んでる間にあれよあれよと手の届かない存在になっていきました。。。

 

 

 

勉強し努力すれば少しずつ成長するんです、本当は。諦めず努力したから友人たちは理解し前に進んでいる。わかってるのにあの頃は自分の努力が足りないなんてわかっていても認めたくなかった…

 

 

 

音楽用語を用いて会話する友人たちが羨ましくて輝いていて辛かったなあえーん

 

 

 

メロディすらなんなのか今自分が作ってるものは果たして曲になっているのか?あの一言で私は努力する事をやめ、自分を否定しつじけました。

 

 

棚を作ったりベットを組み立てたり…そんな時は説明書は見らず自力で組み立てるような私に音楽理論なんて面白くなくて素直に馬鹿にされてもめげずに教えてと言えないプライドだけデカい私は暖簾に腕押し、説明書を破り捨てじゃあどうやって組み立てればいいの!!?と一人で怒っているような事をしてました((変な反抗期だな・・

 

 

 

 

音感がないくせに理論(基礎)をすっぽかして曲は作れないんだよ当時の私っ!!!!

 

 

 

 

 

 

いや〜あの時は人のせいにして勉強しなかったなあ笑((先生ごめんなさい。。。

 

 

 

音楽理論 VS 私

 

そりゃ音楽の学校なんだから音楽のテストはあります。

 

 

反抗に反抗を重ね授業には行くものの座っていてもちんぷんかんぷん

 

 

一つわからない単語が出てくれば脳の思考はストップ。待って!!なんて口が裂けても言えないので睡魔と戦う日々でした。

 

 

 

眠い、今日何食べようかな。。。

そんな思考がLoopのEveryday

 

 

そしてテストの日がやってきました。

 

 

 

お見事、返ってきたテストは

 

 

 

………………………12点。

 

 

 

そらそうだろうよ笑

 

 

とある先生との出会い

 

 

否定の毎日。

救いようのない自分に嫌気がさしました。

 

 

 

メロディがなんなのかわからない私は音楽に向いてない。。。

 

 

テストの点数を見ても何も感じないくらいに心が弱っていました。

 

 

 

確か友人は70点くらいだったと思います笑

 

 

 

勉強してないのだから当たり前です。

それでも担当の先生はどうにか内心に響かないよう懸命にさんかくやマイナスなどを駆使し30点にしてくれました笑

 

 

12点が30点ですよ!!

 

 

ここでした、私の転機は。努力も音楽の基礎もクソ喰らえだった反抗剥き出しの私は何もせず音楽から背を向けていたことに気づきました。そして”誰かに見てもらう、私という人を誰かに認識してもらいたかったんだとわかりました((いやわがまますぎるぜ…

 

 

でも私が努力するにはこれが必要不可欠だった。。。

 

 

ありがとう先生。

あの頃、心がボロボロの私には先生が舞い降りてきた神様に見えました。。。

 

 

 

きっかけと舞い降りた努力の神✨

 

 

 

あの瞬間、まだ捨てたもんじゃない!!!

 

 

 

そう思えたんです🔥!!!!((いやどこで火がついてるんだよ笑

 

 

 

 

灰と化した私の人生にオイル(きっかけ)をぶちまけてくれた先生には感謝しかないですね!!((また呑気なこと言ってる笑