がいちのぶろぐ

がいちのぶろぐ

環境問題と経営の接点、中小企業の戦略やマーケティング活動,
観光・伝統産業関連などについて、「がいち」が考えたこと、思ったことを書きとめてゆきます。

〝異常に暑い日々〟が続いている。今日も京都市内は37℃を越えた。用事で外出などしようものなら、熱気がムワッと身体に覆いかぶさって来るような感じさえする。

 

天気予報の解説などでは、太平洋高気圧が大きく西に張り出していて、その高気圧の外縁部を通って、熱気を貯め込んだ風が吹きつけて来る、と言った図解などが示されていた。

 

現に起きている現象の説明には違いないのだが、それを教えられたところで、涼しくなるわけでもない。むしろ、暑さを精神的に押し付けられているような気分になって来る。

 

そして、台風10号がこの高気圧の外縁部、つまり〝へり〟に添って、日本の本州目指して進んでいる。しかも日本の南の海上は、こちらも異常に高い水温を保っているらしい。

 

 

 

その結果、台風は高い海水温からエネルギーの補給を受けて強力化し、大型化しながら、日本列島を横断する可能性が高い、と今日の天気予報では伝えていた。

 

いや、どうにもこればかりは勘弁してほしい。今はまだ、台風の進路を示す予報円も大きなものになっているが、この円の中に入る確率が60~70%くらいあるのだそうだ。

 

そんなものは、それほど確からしくなくて、外れてくれても一向に構わないけれど。とにかく来週水曜日の午前中には、紀伊半島の辺りに達するらしい。

 

年前に近畿を通り過ぎて、強風と大雨によって、近畿各地に大きな被害をもたらした台風21号と似通ったルートをたどりそう、という予報になっている。

 

この時は、嵐山の渡月橋の欄干が強風でなぎ倒され、叡電鞍馬線も、がけ崩れなどで一部区間が長期の運転停止になるなどした。我が家も、屋根瓦が風でかなり大きな害を受けた。

 

 

(2018年の台風21号で欄干が倒壊した渡月橋)

 

いよいよ台風シーズンなんだけど、前回の台風は岩手県と宮城県の県境に上陸し、秋田県へと東北を駆け抜けて行った。その時は、何とか西日本では胸をなでおろしたのだが。

 

今回は、どうにも台風来襲が避けられそうにない。今週はお盆ウィークが明けて、列島全体が動き始めたところだったが、いきなりそれに水を差すような気象状況になって来た。

 

これから来月一杯にかけては、今回のように台風が従来よりもパワーアップして、日本列島に襲い掛かってくるようだ。地震だけでなく、台風も恐ろしい威力を持っている。

 

猛暑が続く中で、台風までもがパワーアップして、虎視眈々と上陸を狙ってくるとは、やはり人間は自然には勝てないのだと、つくずく思ってしまう。