株式会社枻(えい)出版社

 

「薫編」

第42帖

匂宮(におうみや)

「場面」

草花を愛で香りを大切にする匂宮

明石の君が産んだ匂宮は源氏の面影を残し

元服して匂兵部卿宮(におうひょうぶきょうのみや)となります

また 源氏の正妻 女三宮と柏木との間に産まれた

薫(かおる)は右近中将(うこんちゅうじょう)となります

 

源氏の色好みを受け継いだ匂宮

生真面目で人柄の良い薫

性格が対称的な二人の貴公子を中心に物語が展開します

 

(薫14~20歳)

 

 

 

 

 

木蓮

 

第43帖

紅梅

「場面」

按察大納言(あぜちのだいなごん)は2番目の姫君を中の君に

売り込む文をつけて匂宮に送ります

しかし匂宮が好色家で宇治八の宮の姫君達にも

心を奪われています

 

按察大納言の歌

 「心ありて風の匂はす園の梅に まづ鶯の訪はずのあるべき」

 

心があって風が匂いを送る園に

           鶯(うぐいす)が来ないはずがありません

 

この歌は・・・・ここに良い女子(おなご)がいるぞ

        お前が来ぬわけないぞ

 

っていってるのかなぁ???

調べたけどよく分かりませんでした

 

(薫24歳)

 

 

 

 

桜のトンネル

 

第44帖

竹河

「場面」

桜の盛り 玉鬘(たまかずら)の姫君達が碁を打つ姿を

夕霧の息子 蔵人(くらんど)の少将が垣間見ます

 

夫の髭黒大政大臣(31~32帖)亡き後

玉鬘は三男二女を抱え家を復興させんと躍起になっていました

玉鬘は姫君の婿には蔵人の少将よりも

源氏の形見でもあり人柄の良い薫にしたいと考えます

 

「竹河」とは催馬楽(古代の歌謡)の曲名

 

巻名は薫と藤侍従の和歌

「竹河のはしうち出でし一節に深き心の底は知りきや」

  竹河の歌を揺った あの文句の一端から

           私の深い心のうちを知っていただきましたか

                   

藤侍従

「竹河に夜を更(ふ)かさじと急ぎしも いかなる節を思ひおかまし」

  竹河の歌を揺って夜を更かすまいと急いでいらっしゃったのも

           どのような心に止めておいてよいのでしょう

(薫14.15~23歳)

 

この和歌も難解でした

調べてもよく分かりませんでした・・・・

和歌って難解ですね

 

 

 

今日のおまけ

 

おいらオスなのに美容院でトリミングしてもらうと

いつもリボン付けてもらっちゃう・・・・・・

 

 

 

 

 

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