ある祝日の日。
飲食店で勤務する私、いつものように仕事をしていた。
仕事に追われ、いっぱいいっぱいになった瞬間があり。
外を見て一旦落ち着こうと頭を上げた。
窓の外には公園がある。
そこでイベントをしていた。
キグルミがウロウロ歩いていて、それを眺めていると、
目の前に男の人が現れた。
その人を何となく見てみると、、、
下岡先生だった。
驚き過ぎて、思わず変な声が出た。
窓が開いていた。
声に気づいたか、彼はこちらを見た。
そして「おっ!」という感じで驚いた素振りを見せた。
昔と変わらないリアクションだった。
彼とは20歳くらいの頃、ふとしたことで気まずくなった。
それから彼が結婚し、連絡が取れなくなった。
以来5年ほど、連絡を取らないでいた。
彼を見掛けることはあったけど、彼は気づいていない。
そんな5年間だった。
この先、会うことがあっても話すことはないんだろうし、
無視されるのかも知れないとさえ思っていた。
だから昔と変わらない彼のリアクションが妙に嬉しかった。
この時は私が再び仕事に戻り、気づけば彼はいなかった。
話すことはなかったけど、お互いの存在に気がついた。
次というものがあるかは分からないけど、何だか嬉しかった。