私はクィーンが人気があった頃、ちょうど中高生であったのでフレディーとクィーンの事はよく知っている。ボヘミアンラプソディーがリリースされた時、私は14歳だった。しかし、その頃の私はツェッペリンやパープルやプログレと呼ばれる音楽のファンではあったが、クィーンの大ファンではなかった。周りでは大騒ぎしていたのは良く知っている。毎週日曜日の朝となると、Best Hit USAという番組があり、ヒットチャートの上位に常連で入っていた。その後クィーンのファンになったのは、フレディーが亡くなってから後である。当時のヒット曲も古臭くないし、良い曲がこんなにあるんだという事に後から気付いた。10年程前の話だが、We will rock youというミュージカルがあって、ラスベガスに見に行った。兎に角素晴らしくて、その2年後にもう一度見た。そして2017年は、LAのハリウッドボウルでQueenのコンサートを始めてみた。ヴォーカルは、アダムラムバートであった。今まで見たコンサートの中でも、最高のコンサートであった。

 

さて、ボヘミアンラプソディーの映画の話だが、本当にがっかりした。綺麗にまとまっているが、全然面白くない。まずは、フレディー役の俳優が、全然イメージが合わない。フレディーはどちらかと言うと、ジプシーか何かでラテン系で無国籍人と言うイメージだ。危なっかしいけどセクシーな感じが、アカデミー賞受賞の主演俳優からは感じられなかった。そして、何と言っても、ストーリーが誰でも受け入れられるように可愛いく改善されてしまった感じだ。おおまかなストーリーは既に知っていたが、あれだけのスーパースターが、どんなドラッグでおぼれていったのか?(噂は色々あるが)本当はどんな人たちとパーティーをしていたのか?それらのパーティーではとんでもないお金を使い、とても華やかなパーティーであったと聞いていてる。お洒落で金持ちのゲイ達が、どんなパーティーをしていたのかがもっと描かれていて欲しかった。Drug, Sex and Party。(私も含めて)多くの人の興味は、やはりそこにあるのではないか。