やっぱり、痩せてた方がいいこといっぱいありました。

ダイエットハイってやつで自分自身のテンションが高いのもありますが
やっぱり周りの人間の反応が全然違うんです。

痩せて脱ヒキしたら彼氏や異性の友達ができたり、お店で買い物をするにしても優しくしてもらえたり、周りからちやほやされたり。
今思うと調子に乗るなって感じですがね。

ひきこもりで鬱で毎日死にたくて、異性に免疫全くなくて男の人と喋るだけで赤面してしまうぐらいだった私なので
とにかく環境がとても変わって、それがすごくうれしかったんです。
やっと人に存在を認めてもらえた気がして。

この経験が私が痩せる事への執着を断ち切れない原因だと思う。

でも。その痩せてた時に起きたいいことは
痩せてた『から』そうだっただけで
痩せてなくちゃ維持できない、太ったら失うことばかりだった。

しかも、その痩せ方が無理な痩せ方だったから
裏では過食やら嘔吐やらダイエットに必死で、食べることと痩せることばかり考えていて
そんな状況で物事がうまくいく訳がなかった。

とにかく無理な痩せ方で手に入れた幸せは
無理しないと維持できない、気を抜いたらすぐに消えてしまうような幻みたいなものだったんです。

だから痩せている方が幸せだとしても、健康じゃなきゃ意味がない。

痩せてた時は確かに楽しかったかもしれない
でもこれから生きていく上で、この間違った過去にとらわれていても仕方ないんです。

これからどうしたいか、そのためにどうしたらいいか
それをじっくり考えて
過食や痩せることよりもっと大事なことを身につけていかなくてはいけないんですよね。

今はすごく苦しいけど、これらの経験が全て無駄じゃないといいと思う。