ちょうど昨年の昨日
ドイツから日本に帰って来たことを、ブログに書いていますね。
その次の記事、つづく…
として、終わっています。
この後から、協会設立に向けて
猛烈な日々を過ごしました。
気がつけば今、といった感じなので、
ちゃんと記事にしておきたいなと、思います。
ドイツで一番行きたかった場所は
フランクフルト大学病院です。
ここの緩和ケアの看護師さんに直接伺いましたが、
こちらの緩和ケア病棟への入院は
余命が推測されていない患者さんも入院可能だそうです。
担当医師の判断や、本人の希望によるとの事。
満床ではありませんでした。
日本では、余命の推測がなければ
入院が出来ない病院もあります。
ここで、大事なポイントが。
入院ではない緩和ケア(外来)は
余命の推測などが無くても
利用が出来ますし
必要に合わせて早めに利用するべき。
日本では
緩和ケア病棟への入院は
=余命の推測
という状況があるので
いつの間にか
緩和ケア = 命が短い人が利用するもの
という認識が広がってしまっています。
私も、夫の治療~エンディングの際に
緩和ケアチームがついてくださいましたが、
何をしてくれるのか、ちゃんと分かっていませんでした。
勉強不足でした。
〝緩和ケア〟という言葉自体に嫌悪感がありました。
分かっていなければ、
よりよく本人のために利用することが出来ません。
私の後悔が、少しでも人のお役に繋がるように、と思います。
つづく
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