ちょうど昨年の昨日

ドイツから日本に帰って来たことを、ブログに書いていますね。

 



その次の記事、つづく…


として、終わっています。




この後から、協会設立に向けて

猛烈な日々を過ごしました。



気がつけば今、といった感じなので、


ちゃんと記事にしておきたいなと、思います。




クローバークローバー




ドイツで一番行きたかった場所は


フランクフルト大学病院です。







植物や緑が多かった。




解放感があり、明るい色使い。







敷地がとても広くて、1つの村?みたいな。





当たり前ですが、表示は全てドイツ語。

窓口の方がとても丁寧に教えてくれました。



初日は、通訳役の頼もしい人が一緒だったので
(結局このあと3日通うことに)

緩和病棟にも無事たどり着く事ができました。




敷地内には、沢山病棟が分かれているのですが、

日本ではなさそうだな、と少し驚いたことが。




それは、緩和病棟と産科病棟が一緒だったこと。




1階が産科、4階が緩和ケア。


考えさせられました。






ここの緩和ケアの看護師さんに直接伺いましたが、

こちらの緩和ケア病棟への入院は

余命が推測されていない患者さんも入院可能だそうです。



担当医師の判断や、本人の希望によるとの事。


満床ではありませんでした。







日本では、余命の推測がなければ
入院が出来ない病院もあります。



ここで、大事なポイントが。


入院ではない緩和ケア(外来)は

余命の推測などが無くても
利用が出来ますし

必要に合わせて早めに利用するべき。




 





日本では

緩和ケア病棟への入院は

=余命の推測



という状況があるので


いつの間にか

緩和ケア = 命が短い人が利用するもの


という認識が広がってしまっています。







私も、夫の治療~エンディングの際に

緩和ケアチームがついてくださいましたが、

何をしてくれるのか、ちゃんと分かっていませんでした。



勉強不足でした。
〝緩和ケア〟という言葉自体に嫌悪感がありました。



分かっていなければ、
よりよく本人のために利用することが出来ません。





私の後悔が、少しでも人のお役に繋がるように、と思います。



つづく



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