看取りの学びのため、何度か滋賀に通いました。

看取り士になるための、合宿も滋賀でお世話になりました。




2年前になるのかな、
講座の次の日、滋賀を少し観光というかぷらぷらしていた時に出会った石像と詞。






平和を願う

戦争で幾百万という兵士が死んだ

兵士には父や母があり妻と子がいた

その子供達は父のいない家庭に育ち
父がほしいと何度か思って大人になった

そして自分達で父の像をつくった

異国で散った兵士も残された家族も
願いは1つ  平和であった




父の像に捧ぐ         詞  我孫子元治


おとうさん
あなたに抱かれたことのない子が
あなたの遺骨を抱いたとき

おとうさん
あなたの無言の帰還を迎えて
あなたのきびしい声を聞いた

おとうさん
あなたの意思を継いだ子が
あなたの霊に改めて誓う


おとうさん
あなたの抱き続けた平和への祈りを
あなたの子として祈り続ける


滋賀県遺族会青壮年部





石碑の隣には、おとうさんや家族の石像がありました。

それに、カメラは向けられませんでした。




人は存在し続け

意思は受け継がれる。