生後1週間。
おめめはだいぶぱっちりしてきたものの、唇の上の切り傷がまだ痛々しげ。
生まれたときは、この他にも額の中心と瞼の上、それから首の後ろに大きな赤いマークがありました。
いずれは消える心配のないものとはいえ、痛そうでずいぶん可哀想に思ったものです。
背伸びをするときは思いっきりっ!
2007年6月27日 午前11時55分 赤ちゃんが誕生しました。
3050g 元気な女の子です。
日本名は「愛蓮」。
急な帝王切開で、1日目は同じ部屋においてもらえなかったけれど、
2日目のお昼につれてきてもらってからは、ずっと一緒。
ギリシャ語も不自由で、日本の産院とはまったく環境の違うギリシャの国立病院での初めてのお産。
寂しかったり、心細かったり。いくらイアソンがいてくれるとはいえ、隣の産婦さんにお母さんがつきっきりでいるのを見ると、私も自分のお母さんが恋しくて涙がこぼれそうになりました。
でも不思議だったのは愛蓮の力。
真夜中でも愛蓮を抱いていると、不思議に気持ちが落ち着いて、こちらが守られているような安心感が広がってくるのでした。痛む手術の傷口を押さえながら、真夜中の廊下を、愛蓮を抱いて行ったりきたりしたのがいい思い出です。
この子がお腹の中にいたときに祈ったこと- 強くて、大らかで、優しい子に。
きっとこの願いは叶えられたんだね。
生まれてきてくれて、ありがとう。





