人生。
よく出会いがあれば別れがある。なんて言葉聞きますよね!
人生も始まりがあれば終わりがあるというわけです。
人間は9割はなんらかの病気にかかって人生の最期を迎えます。
『老衰』で死を迎えられる人間は今の時代3%程度。
なかでも年間90万人が生活習慣の乱れからくる病気で亡くなっています。
20代の自分は10代の頃は、他人事だと思っていました。
でもこういう生活習慣って生まれた時から始まってるんですよね。
例として、自分もそうでしたが大学生になり親元を離れ一人暮らしをする方は多いかと思います。
学生といえば、必ずつきまとうものが『金欠』。
いつなんときでもつきまとってきますね。
結果、食事を安く済ませようと松屋、吉野家、すき屋。その他、カップラーメンなど。
大学生中に染み付いたこの生活習慣は就職してもなかなか変わりません。
今度はお金がないわけでもないのに。
時間がないからと。
確かにお金、時間を節約する事はできますが、自分の身体は間違いなくダメージをおっています。
別にこれらを全く否定しているわけではありません。
早くて安くてうまい!この3拍子揃っていて人間が惹かれないわけがありません。
今の日本の社会には必要不可欠だと思います。24時間やっていますし。
でもそれを食べる頻度が多過ぎるんです。
よく若いうちにおいしいものはいっぱい食べておいた方がいいと言われた事ありませんか?
病気で今は食べられなくなった人からはそんな事を耳にします。
人生の先輩が言う事は正しい事が多いので自分もそうだと思っていました。
でも違うと思うんです!
普段から少しずつ自分の体を気遣ってあげてれば歳をとったって食べられるんです!!
頻度は若い時減らさなきゃダメですが、60歳になったって焼き肉は食べられるんです!
それも食べちゃ行けないという罪悪感がなく!
話はだいぶズレましたが日本人の死因をランキングで表すと、
第1位:悪性新生物(ガン)ー 30%程度
第2位:心疾患 ー 16%程度
第3位:脳血管障害 ー 12%程度
第4位:肺炎 ー 10%程度
が有名なところではないかと思います。
最近は医学が進歩し、脳血管障害が第4位になったと聞きます。
自分はこの脳血管障害の方を相手に仕事をさせてもらっています。
その為、どういった症状が出るかなどはそれなりに知っています。
悪性新生物(ガン)は早期に発見すれば完治することもありますね。
心疾患も病気によりますが、心筋梗塞などになっても復帰されている方もいますね。
脳血管障害、もちろん職場復帰している方はたくさんいます。
でも脳血管障害は、不可逆性なんです!脳がダメージを受けた細胞は基本的に復活しません。だから症状が軽くても何かしら後遺症が残ります。
脳出血、脳梗塞、くも膜下出血など病名なんかはみなさん聞いたことあるでしょう。
しかし具体的にどんな症状が出るかってことは身内や知り合いに脳血管障害になった人がいなければなかなか知らないと思います。
それもそのはずなんです、テレビではさわり程度の事しか取り上げられてないと思います。
また半身麻痺があっても足に装具を履いて杖をついて歩いてる方は見かける事はあると思います。
でも一人で外に出てこられる方(外で見かける方)は自分の身のまわりの事ができて歩行が自立している方です。
重い障害が残ってしまった方は、自宅での生活がやっとの方や自宅での生活が難しく施設での生活を余儀なくされている方がたくさんいます。
歩く能力があっても高次脳機能障害が強かったり。
高次脳機能障害の事はあえて述べません。自分の生活習慣や脳血管障害という病気に関心がもってもらえたのであれば調べて頂けるかと思います。
最期に後者の方たちを身近にそういう人がいなかったり、医療関係の仕事でもしていなければ日常で見かけることはほとんどないかと思います。
自分が普段感じているのは、70~80歳になって脳血管障害になるのはしょうがないところがあるんと思うんです。歳を取れば、内臓の機能も落ちますし血管ももろくなります。ましては人間最期は何かの病気にかかるのが大半なので。
でも最近は40~60歳、いわゆる中年ですね!
これらの人に本当に多いんです。
でもそういう方をみた時には過去の既往歴を必ず見てきました。
高血圧や高脂血症など原因となるものがかなりの確率で持っています。
中には生まれつき糖尿病だったり先天性の病気を持っている方もいます。
でも大半は生活習慣の乱れが予想される物が圧倒的に多いです。
高血圧なのも知っていたにもかかわらず生活習慣を改善できなかった方が多いんです。
それはなぜなのか?
脳血管障害という病名は知られてはいるものの病気が知られてはいない。
身近にはいないから他人事。
散々メディアにも取り上げれているのもかかわらずです。
その他にもいろいろあると思いますし、自分はそこを考えています。
脳血管障害という病気になって必ずつきまとってくるのが、『障害受容』という言葉。
障害を受け入れるということです。
もちろん強い人間なら受け入れる事ができると思います。
気持ちを切り替えて前に進んでいる方もたくさんいます。
しかし、『何で俺が…』『私の何が悪かったのか…』など後悔してもしきれない方が大半です。
でも何でこうなってしまったのか、自分自分に問いただした時に思い当たる原因があった場合、最初に感じてる、感じてしまうのは『後悔』だと思います。
後悔がある以上、受け入れるのに時間はかかります。
受け入れたつもりでもふと過去を悔やんでしまう瞬間もあると思います。
仕事を失ったり、大好きだった趣味ができなくなってしまっていたり。
そしてこの『後悔』を感じるのは本人だけではありません。
人生のパートナー、家族などもそうです。
特に旦那さんが倒れた時には、心優しい奥さんであれば
『私がもう少し食生活は注意させていれば』など。
自分は仕事をしていて、家族全体が負のオーラに包まれている家族がいてそれがスゴく苦手です。
おそらく今の仕事は何年後かには辞めると思います。
でもこの職業を通して感じたこの感情を生かして役に立てる仕事を築き上げていきたいと思っています。
だから毎日どうしたらみんなに知って頂けるかという事を自分は考えています。