CHEATGAINER

チートゲイナー、別名スラントゲイナーはゲイナーの派生技である。ゲイナーとは両足をばらばらにドライブさせて回る後方宙返りで、チートゲイナーはこの技の角度を斜めにしたものである。

この技は見た目に非常にトリッキーで難しく危険なように見えるが、実はさほどでもなく出来るようになればかなり使い勝手のいいものになるであろう。

僕の経験では、まだ後方形の技に挑戦する前に始めたので、後方に回る恐怖心が抜けずに斜め後方にむかって高くハイキックするような状態をずっと続けていた。しかしバック転バック宙とできるようになるにつれ後方への恐怖心も少なくなり、割と簡単にできるようになった。

この技を習得するためにまず前方から入る片手側転を練習しよう。このとき最初の振り足を強く蹴り上げ体全体をリードするイメージを持つ。

次にこの手を使わないように高く跳ぶことが肝心だ。右足でリードする感覚を忘れずに。

そしてなんといっても後方に反らなければ出来ない。まず首を反り、そして腹を突き出すようにして回ろう。

この時バック宙のように頭の位置を高く保とうとすると、その上を足がスイングオーバーするのが難しくなる。なのでバック転のように反りながら跳ぶ、というほうがうまくいくであろう。

この技は動画などで見ているだけではしくみがわかりにくい。

なので是非自分の体で挑戦してみよう。後方に跳ぶ恐怖心がなければそれほど時間は掛からないし、なにより危険な失敗もしにくいだろう。

SIDE FLIP

サイドフリップは側方に回転する宙返りである。この技は見た目にトリッキーではあるが、非常に便利で汎用性が高く、人によっては高所からダイブしたり障害物を跳び越えたりして楽しんでいる。この技は回転の感覚を理解するのに時間がかかるかもしれないが、一度できてしまえば簡単であり様々な状況で使えるようになるであろう。

僕の場合は回転の感覚をつかむのに数ヶ月苦労し、その後は別の問題があり、今度は着地がうまくいかず、いつも尻で着地してしまっていた。そのために今度はそれを修正するのにより時間がかかった。

前宙や後宙などの他の宙返りと同じく、サイドフリップのコツは2つ。回転をかけることと高さを出すこと。

まず回転の仕方について教える。フリップで大事なのは引っかけポイントを探すことだ。引っかけポイントによって回転がスムーズに行われる。サイドフリップの場合は目の横である。まず助走をとり上に跳ぶ、この時にまず右手を上げていく。そしてその右腕をあるポイントで止める。次に両足がそのポイントに向かって跳んでいく、そして最後に左手がそのポイントをつかむようにタックする。こうすることでスピンは効率よく行われ回転はうまくいくであろう。

高さを得るために覚えておきたいのは高く跳んでから回り始めようとすることだ。跳びながらスピンすると回転は低い位置で行われ着地はうまくいかないであろう。

着地が腰や尻で終わってしまう人達へのアドバイス。そういう人達は気持ちタックするポイントを体の前にしてみるといい。今まで体の側方でタックしていた人はすこし斜めに回転するように意識するとうまく足で着地できるようになると思う。

よくダブルレッグと混同されがちだが、サイドフリップは宙返りでありダブルレッグはキックである。つまりサイドフリップでは頭の上を体が越していくが、ダブルレッグでは頭の位置は常に高く腰を中心にして両足がスイングしていくのである。このサイドフリップの感覚を理解すればダブルレッグも割合すぐ出来るようになると思う。

BUTTERFLY TWIST

バタフライツイストはバタフライから進化した技である。この技を最も基本的な技の一つに分類する人は多く、彼らはただバタフライにツイストを加えさえすれば出来ると主張してはいるが、僕の場合はそれほど簡単ではなかった。なので体が回転の感覚を忘れ、たまには出来たり出来なかったり、よく体を地面にぶつけたものだった。だいたい約二年マスターするのに時間がかかり、エアリアルと並んで最も難しい技の一つであった。

バタフライツイストに関しては細かいコツがたくさんあるが、順をおって説明する。

まずバタフライのようなセットアップをし、右足を上げる。そしてここが大事なポイント。体の全面、胸・腹・もも・膝が地面を向いたときがツイストをするタイミングである。これより早く、右足を振り上げながら、跳んだり、遅く跳んだりすればツイストはうまく行われず着地は乱れるであろう。体の全面全体が下を向くまで待つのだ。

次に体を平行にするために高さを出すこと。ちょうどバタフライのように、腹の高さを頭と同じになるくらいまで上げるように意識する。体全体を腹で吊るような感覚を覚えておくといい。

腰が頭の高さまであがらないとバタフライツイストの見栄えはひどく悪い。

他にもうまくいかない人は跳ぶタイミングや角度を自分で試行錯誤して探すといい。

ツイスト系の技は感覚が人それぞれで自分で探す他はない。