みらいの種を育む

みらいの種を育む

子どもたちと
彼らを見守るすべての人に~。

現在 高校で教員をしています。そこで生徒たちと接して 感じたり、考えたりしていることや普段の生徒たちに教えていること~などなどを お伝えさせてください。

お役に立てたら幸いです。

 皆様、こんにちは。

「みんなの幸せと笑顔のために

〜 ことばの魔法を使いたい」Smile Spaceです。

 

週末はいかがお過ごしでしたか?

 

私の土曜日はお家を開放してのマルシェ開催。

日曜日は菜園で時間を過ごしました。

 


 



■有川浩『植物図鑑』に教わったこと

 

皆さんは有川浩さんの小説『植物図鑑』をご存知ですか?

ジャンルはラブコメディですが、

 

主人公の女性が、

恋人に道ばたの野草で作った料理を食べさせてもらい、

その価値を知っていく〜というストーリー。

 

日常の何げないものの「価値」の「発見」で、

主人公の生活が輝きだしていく物語です。

 

毎日が充実したものに変化していきます。

 

 

■身近な価値の再確認

 

私たちはどうしてだか、

自分の身近にあるものを軽んじて

なぜか遠くの「何か」とか、

遠くの「誰か」とかに憧れがちです。

 

でも実は

私たちの周りには

すぐ足もとには

素晴らしいものがあふれています。

 



例えば春の菜園の「よもぎ」

 

「よもぎ餅」が代表的ですが、

生のよもぎを冷水につけるとさわやかな「よもぎハーブティー」に。

お湯で煮出すともう少し色も味も濃い味になります。

 

湯がいたよもぎを細かく刻んで混ぜ込んで

「よもぎシフォンケーキ」や「おやき」に。

 

このところ、そんな「よもぎ」と戯れる日々でした。

 

日本の春の日常に溶け込んでいる「よもぎ」を

調べてみると

美肌、免疫力向上などなど

「ハーブの女王」という呼び名もあるくらい

様々な効果があるハーブだったのです。

 

当たり前に見過ごしていた「道ばたの草」の価値を知る。

 

それだけで日常の景色は生き生きと変化していきます。

 

 

■お金では買えない価値

 

日曜日はお借りしている菜園で「燻炭(くんたん)」を作っていました。

 

もみがらを焼き、炭にする。

 





この炭を種を蒔いた場所にまくことで防虫効果があります。

また土の通気性をよくする効果も。

 

その燻炭を作る材料の「もみがら」は、

菜園のオーナーからいただいたもの。

 

火を焚くための「薪」は

剪定されて捨てられるはずだった枝です。

 

本来なら捨ててしまうものが

形を変えて次の命を育む「豊かさ」に変わっていく。

 

次々と必要なものが繋がっていくその循環に、

お金では買えない「豊かさ」を感じました。

 

 

■私たちが「当たり前」だと思っていることに価値がある

 

身の回りのことだけでなく、

私たちの身体そのものも偉大な価値の塊なのかもしれません。

 

普段は当たり前すぎて気づかないけれど

 

ほんのちょっと傷ができただけで

私たちの身体は敏感にその痛みを伝えてくれます。

 

呼吸をしながら、話をし、咀嚼をする。

そんな離れ業を

私たちはなんの意識もせずにやってのけています。

 

改めて一つ一つの動きを分析してみると

すごいことをしています。

 

「毎日同じ時間に起きる」

でも「日曜日には朝寝坊ができる」

 

そんなことも実は

頭と身体がすごい機能を使っているのでしょう。

 

そんな当たり前に思う「価値」を発見する。

それを見直す。

それを愛でる。

 

日常生活や日常にあるものを

「発見」と「驚き」の視点で見つめるだけで

私たちの暮らしは「豊か」になり、

私たちの心には温かな波紋が広がります。

 

今週もスタートしました。

 

日常にある「当たり前」の中から

あなただけの「素晴らしさ」を「発見」してみませんか?

 

素敵な一週間をお過ごしください。

 

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【筆者プロフィール】

みらいの種育む〜Smile Space

  • 国語教育のプロ: 教師歴23年(中学校4年・高等学校19年目)。タイの教育大学での日本語ボランティアを経験。
  • 場づくり: 奥京都にて古民家を再生し、コミュニティスペース「ひろの家」を運営。本を囲んで語り合い、誰もが自分の可能性に挑戦できる場所。
  • 大切にしていること: 父の教え「自然に逆らうな」を大切なお守りに、自然に寄り添った野菜作りや手仕事を楽しむ暮らし。お家ごはんの会。ことばと心のつながり。