粤港澳大湾区の新たな推進力:香港と東莞が産業協力を強化
ブランド高度化計画とデザインマッチング・プラットフォームが持続可能な成長を後押し
東莞市・2025年8月14日 — 香港と東莞は、ブランド産業の高度化プログラムと「DesignMatch(デザインマッチ)」構想を共同で始動し、越境産業協力を強化するとともに、大湾区ブランドの国際競争力を高めることを目指している。
発表イベントは東莞市南城区で開催され、香港デザイナー協会、東莞市外商投資企業協会、東莞香港センターが共同主催。南城区弁事処の指導のもと、東莞市投資促進局および東莞市南城投資促進センターの強力な支援を受けた。
出席者には、東莞市投資促進局の芦湛局長、東莞市商務局の黄朝東副局長、東莞市投資促進局の麦偉林副局長、南城区党工作委員会の張見栄委員、東莞市南城投資促進センターの陳恵鐘主任などが名を連ねた。
創造性と先進製造業を結ぶ架け橋
今回のイニシアチブには、香港と東莞から50名以上のデザイナーおよび企業代表が参加。香港の先端的なクリエイティブ業界と、東莞の強固な製造基盤との直接的な交流を促進した。
張見栄氏は挨拶で、東莞市が推進する「スマート製造」および「グリーン製造」の重要性を強調し、香港のデザイン専門家との協力が新たな発想を生み出し、地域産業資源の統合を加速すると述べた。
東莞市外商投資企業協会の連漢森会長は、「香港デザイン + 東莞智造」というモデルが産業高度化の強力な原動力になると評価。香港デザイナー協会の梅傲笙会長も、香港デザインが世界的ブランド構築に果たす役割を強調し、今後も東莞の産業高度化を支援していく意向を示した。
ブランド構築・ユーザー体験・持続可能性を議論
イベントでは、香港デザイナー協会副会長の高少康氏、成興塑膠製品有限公司CEOの胡力恒氏、稻香集団サプライチェーン総監の鍾承達氏、梅傲笙氏、ADO創業者の葉憬翰氏によるパネルディスカッションが行われ、ブランド戦略、ユーザーエクスペリエンス向上、持続可能な製造の推進などをテーマに議論が交わされた。
「DesignMatch」プラットフォームの運用開始
香港デザイナー協会副会長の梁家耀氏は、「DesignMatch」プラットフォームの運営仕組みを紹介。このデジタルマッチングハブは、デザイナーと製造企業を結びつけ、企画から実行までのプロジェクト調整を効率化することを目的としている。
このプラットフォームは、デザインニーズと製造能力の正確なマッチングを提供し、協業とイノベーションを円滑に進める役割を果たす。
国際市場進出への一歩
イベント会場では、香港のデザインチームと東莞の製造企業によるマッチングセッションが実施され、複数の初期的な協力合意が成立。業界関係者は、この取り組みが東莞ブランドの国際競争力向上に資するだけでなく、両都市間の文化・経済・産業交流を深化させると評価している。
DesignMatchの導入により、香港と東莞はクリエイティブな発想と製造力を結びつける革新的なネットワークを形成し、大湾区を拠点にしながら世界市場での成功を目指す体制を整えつつある。
