4回目ですね。思ったより長編になってしまいました。
2日目のすっかり雪が積もった朝からです。
ホテルを出て、観光に向かったのは龍頭の滝。
途中で二方向に分かれている珍しい滝です。
これもバスで1時間以上かかる山奥にあるのですが、
例によってフリーパスを使って向かいました。
ここでまたしても、日光の洗礼を浴びることになります。
というか当然なのですが、前回の写真の通り
駅前であれだけ雪が積もっていたのですから
山奥に行くともっと積もっていました。
バスを降りると、歩道が通行止めになっていました。
一応この歩道に足を踏み入れてみたのですが
ヒザ下くらいまで埋まってしまいます。とても歩けません。
諦めて戻るか…と駅に向かうバス停に並ぶと
一部始終を見ていたおじさんが話しかけてきました。
おじさん「滝見ないで帰るの?」
キタ「見たかったけど道が歩けないですよね」
おじさん「こっちの車道を歩いていくとグルっと回って滝まで行けるよ。せっかくだし行ってみたら?」
なんと別ルートでの行き方を教えてもらいました。
確かに車道はタイヤの部分が除雪されていますし、
数十分おきのバス以外はほとんど通らないので歩けます。
教わった通りに歩くこと数分。
無事、龍頭の滝に辿り着くことが出来ました。
(雪なんだか滝なんだか、
何ならモノクロ写真のようにも見えますが
れっきとしたカラー撮影の龍頭の滝です)
滝を見ながら、ぼんやりと旅の総括をしました。
日光は観光地として便利すぎるのではないかと。
東照宮は有名スポットが数歩おきに現れますし、
華厳の滝や龍頭の滝もバスですぐ近くまで行ってくれます。
いや普通は良いことだと思うのですが。
何かこう、苦労した末に辿り着くみたいなのが無く、
楽なんですが張り合いが無いようにも感じていました。
ちょっと歩くとすぐに「あ、写真で見たやつだ。よし次に行くか」みたいな。
ところがここで雪というアクシデントが起きて
ちょっと苦労する羽目になったのが私には良かったです。
これぞ旅の思い出というか。
傍から見るとモノクロにしか見えない写真ですが
自分だけの記憶に残る風景になりました。
そんなこんなで再び駅に戻ってきまして。
昼食を食べたらもう帰ろうかなということで
駅前の「らんぶる」さんへ。
ここには「特製ゆば丼」という名物があります。
湯葉は日光の定番料理ということで
せっかくなので食べて帰ろうかなと。
カツを湯葉に置き換えた料理です。
湯葉を活かしているのかはちょっとわかりませんが
ヘルシーなのは間違いないです。
話の種にもなりますし、食べてみても良いかと思います。
あと時系列が前後しますが、駅前に戻ってすぐに
「揚げゆばまんじゅう」というのを買い食いしました。
これは非常に美味しかったです。
要するに揚げまんじゅうなんですが、
ちょっと塩をかけて食べます。
この塩が揚げたての美味しさを更に引き上げていました。
湯葉を使ってもヘルシーとはいい難いですが
摂取カロリー以上の満足を得られると思いました。
駅前のバス停からすぐ見えるところにありますので
バスを1本遅らせてでも食べてみてください。
旅行記はこれで以上となります。
長々と読んでいただきありがとうございました!
…と言いつつあと1本、外伝というか
この旅行の中でやってみたことを書く予定です。