ブログの行進が止っている。仕方ないか、地方にいるし。
すっげー長くなったから、暇な人だけ読んでください。しかも読みにくいときたもんだ。

3月15日、再び最強に喧嘩をした。殴れるものなら、あいつを殴ってやりたかった。けど、俺は人を今まで一度も殴ったことはない。てか、殴れるって解決できる問題ってないでしょ?
傍から見れば些細なちっこいはなし。でも言うだけ愚痴を言わせてもらいたい。
ほぼ同棲中の俺たち。でも周囲の人たちに知られてはいけないのはお互い既知の事実。ある日俺の別の友達が家に泊まりに来た。泊ることについては仕事のためだからと望も了解した。泊った翌日、出勤時に友達と一緒に家を出ようと考え、望に朝鍵を渡してから俺は出勤するから、おまえは自由に俺の家にいろと言い、その日は寝た。翌日起きてみると大雪が。友達が自宅に帰るには昼ごろに出るバスに乗る以外に方法がなかった。しかし昼まで外に放り出して、俺だけ独り出勤をするなんてことは俺にはできなかった。だから朝急きょ予定を変更して、昼まで友達を家に残して先に出ようと考えた。鍵は昼過ぎに望に渡せばいいからと言った。俺は望に朝電話をして、友達を家に残すから後で彼女から鍵を預かってくれと言った。

それがいけなかった。

夕方仕事から帰ると望の周りには黒いオーラがはっきりと見えた。w
「どうしてだましたんですか?」望は言う。
彼が言いたいのはこういうことだ。昨日は朝出勤時に鍵を渡すからと言ったのに、なぜ朝になって予定を変更したのかと。

「こんな大雪の中、友達を数時間も外に放り出すことはできない。なぜそれがわからないか?」

望はもう話を聞こうとしなかった。

「俺より、友達のほうが大事なんだ。」俺の大嫌いな言葉を発する。

多分いつもならあんなにイライラしなかったと思うのだが、彼は俺の友達が来ている間、兄貴の家に一泊したのだ。そして夜俺と約束をしたから、翌日はすぐに出られる準備をして待っていた。そしたら昼に友達から鍵を預かってほしいという俺の電話が来た。そこで望の兄貴などがこんなに用意していたのに、どうして会うのが昼になったの?という。望は友達がいるからだと答えた。友達がいる間はマキシムのところに泊まれないなら、もうずっとここで生活すればいいじゃん。行ったり来たり、おまえは何をやっているんだ?wと言ったようなことを言われたそうだ。

だから望はイライラしていたんだと思う。

夕方帰ったら、すぐに朝の話になり、彼は暴れた。テーブル上のものを床にばらまき、かばんを床に投げつけた。

「マキシムはいつも俺のことを考えてくれない。」と言った。

そこからの俺たちは最悪。やつは家を出て行き、飲めないウォッカを買って飲んだ。これを飲めばけんかもしないで気持ち良くいられるからと。でも俺たちは以前もう酒(やけ酒)は飲まないと約束をしたのだ。なのに俺の部屋にまた酒を持ち込んで飲んだ。俺もカッカした。そんなにたまっていなかったけど、彼に対する不満をすべて放った‐‐‐大学に行くことをやめて、俺の家に入り浸り、日本語の勉強ばっかりしていることとか。そして今後こういう喧嘩がまたあるようなら、お互い望まないけど別れるしかないときっぱり言った。彼はそれに納得をしなかったが、今後一切酒は飲まないと約束をした。信じられない即返したけど。とりあえず今後の俺たちの様子を見ようといい、再び二人は仲直り。でもこんな気持ちになった俺はすぐに笑顔で話すことなんてできなかった。

翌日になってどうにか笑顔を取り戻し、再びいつもの生活へ。

俺、正直もう喧嘩とかマイナスな気持ちになるのはもう飽き飽き。でも望を捨てることができないのも事実。もう俺の人生、どうなっちまうんだろう・・・・。


かたちとなる。そのために鍵をどうしようかと話し合っていた。仕事に出たら、俺は友達に会うことができないので、友達に望に鍵を渡すように言った。



無事に仕事先にも挨拶が終わり、仕事が始まった。仕事は順調。ただ生活の基盤でもある住まいに少し問題が。アパートなんだが大家が立ち悪い。約束を守らない割には大口をたたく。うまくやっていけるだろうか。

望は自分の家と俺の家を往復するような生活をしている。といってもほぼ俺のところに住んでいるから二人暮らしのようなものだ。料理は俺が作り、後片づけはあいつが。掃除はどっこいでやっているだろうか。掃除は好きなんだよね、俺。

ただ二人一緒になってともに今まで以上に成長すべきなのに、そこがうまくいっていない。望は1時間目の授業に遅れたりする。俺はそれを認めない。授業に遅れるようなら俺たちは一緒にいないほうがいいと一度追い出した。ついおとといのこと。

これがいいことなのか無意味なことなのかはわからないけど、俺は付き合ったやつとともに成長することをいつも心がけている。でも望は好きな人と一緒にいられれば、他は投げうってもいいという。考えが合わない。これってうまくやっていけるのだろうか。でも彼を捨てることができないでいる。

結局その日のうちに望がうちに帰ってきて、数時間話した。涙も出た。望はこの考えの違いは埋められないと、自分の考えなどを隅に押しやってでも俺の意見に賛成をして、一緒に生きていると言った。

お互い感じたことは、外国人との恋愛はかなり難しいとのこと。今後も俺たちの人生には困難が人並み以上にあるということ。それでも俺たちは一緒にいることにした。それ以外の選択肢は今の俺たちには見出せないから。

さてさてこれからどうなることやら。
望の国に先日到着した。望と他にも知り合いが同行しての訪問。

飛行機の中では今までと変わりなくいい関係を保てていた。しかし、キルギスに来て、ちょっとした

修羅場?があった。

まず到着日。空港ですぐに別れ、仕事先の人と同行。望は姉の家へ。到着日早々、俺にはいろいろな

仕事が待っていた。無論翌日も仕事。別に辛くはない、むしろ仕事を楽しんでいた。

俺の仕事はこの国中をあっちこっちと飛ぶ予定になりそうだということを言われた。俺としては

楽しそうで、今から腕が鳴る。そんな折、望から電話が。仕事内容を彼に話すと、そんなことは聞いて

いないという。確かに言っていなかった。だって俺もどうなるか知らなかったから。でも日本にいる

時は、一緒に生活ができたら楽しいねとか言っていた。その気持ちに変わりはない。しかしながら

俺は仕事でこの国に来ていることにも変わりはなく、それを全うしなければいけない。

前話したこととは違うとか、俺を捨てないでなど言いだしてきた。そういうわけではないし、俺も捨て

るなど考えたこともなかった。ただ仕事内容を変えてくださいなんて、職場に言えるはずもなく困って

いた。電話ではらちが明かなく、今度会ったら話そうと言ったら、今から行くと言い出した。

なぜこんなに困らせる?明日会いに行くと言っているじゃん?と言っても、話を聞かなかった。

俺はこの時、もうだめかと思った。。。

数時間後に望と会って話をするも、当然お互いの考えの違いからまとまるはずもなく、仕事は仕事でし

なければいけないことに変わりもなく、話は堂々巡り。とりあえず今日は一緒にいられないから、友達

のところにでも行けという。もうこの時点で俺は少しイライラ。大体毎日会おうなんてカップルの

気が知れないと思っていた俺と、毎日一緒じゃなきゃいやという望が会うはずなんてなかったのだ。

翌日、再び会って、話し合い。俺は仕事をしなければ、この国にはいられないし、お前ともあることが

できなくなる。と言った。俺のやることに同意ができないのであれば、もう俺を捨ててくれと言った。

望は街中で涙を流し、座り込んだ。望の国の男は泣くことなんてまずしない。そんな民族性の男が

泣いた。俺はどうしようもなくいたたまれなかった。簡単にフることなんてできない。でも仕事があ

る。恋人よりも仕事か?と聞かれれば、そうかもしれない。無論、天秤にかけることではないけれど

も。。。

座り込んでいる望に俺は言った。

同意できないなら、もう俺たちは駄目だよ。いくら俺がいなかったら

生きていけないと言われようとも、俺は仕事を全うする義務がある。それでも付いてくると言うなら

ついてこい。そうじゃないならもうここでお別れだ。

望はトイレに行っている間に、彼は独り考えたみたいだった。


「マキシムのやることに賛成します。だから一緒にいましょう。」


そうしていささか微妙な空気は流れているが、今はまた元通りになりつつある。でも仕事を楽しみたい

のに、安らぎを与えてくれない恋人ってちょっと辛い。俺以外に何か趣味を持て。友達を作れと言って

も聞かない。こんな奴と一緒になっていいのだろうか。

てか、こんなことをずっと悩んでいたら、仕事もできねーし、俺自身もおかしくなってしまう。

現に胃痛が激しい。こんなことあまりないのに・・・。 

また早くいい関係を作らないと。