長くなりますが | 猫の島調査報告書

猫の島調査報告書

月夜にささやかな酒宴 ことのは積み上げ十年目

疲れてるので話口調で御免。


今さー、もー超絶なつかしい本を読んでんだけどさー。

自分の本の好みが最近わからんくなって来てんなーゆー自覚があって、どーしよーかなーと思い始めてたりする。
これ前提。

そもそも乱読やから字があれば何だって「そこそこ」「それなり」には面白く感じるんにゃけど、どーゆー方面の内容文体が自分に合ってんのか、シロナガスクジラ式読書をする内に判別能力が摩耗してる気がしてならない。
もっと貪欲でいいんだよなーと、減った(本読み)腹を撫でつつ、次の一手を決めかねてる。何を読みたいんだよ、硲。
そんな現状。


読む本が決まらないと多分余人には考えつかないくらい精神的に不安定になる。
要するに如何やって生きていくのか判らないのと同義。

なもので
初心に返ってガチガチの本格推理小説の短編集を読み出す。
これ最初にページ開いたの25年は昔の話。小学生の硲、初っ端から巨星にぶち当たる。

字を追えば、ちょこっとずつ落ち着く。
まーそれでも、ミステリ、本格にしくものなしというのは結果であって、最初っから決めうちするもんじゃないよね
という自戒の意識も残しながら、読者への挑戦に心躍ってしまう業。