はじめまして。2 | 猫の島調査報告書

猫の島調査報告書

月夜にささやかな酒宴 ことのは積み上げ十年目

『路地裏の迷宮踏査』出版記念 杉江松恋×若島正トークショー


俺得トークショーまとめ続き。
さてはてメモは混迷を極めているし、俺等映画の素養が皆無な人間が何をどこまで読めるのか。
ネタバレだらけです。
というかまとまっていない(土下座)
 





区切り線が有ったので、ここから後半戦?

●映画とミステリ小説
松恋>クリスピン マルクス兄弟
「swan song」から「マルクス一番乗り」(アルプス一万尺のイントネーションで)

カー
「the glimpse of the moon」エンディング
ハッケン○○と言ったらハッケンブッシュ
ブリジット・ブロフィー「悪の舞踏会」
絡まり影響し合う作品達

若島>中原弓彦の子孫だから 晶文社経由で

→え、ちょ、フラナガン先生
 Wikiが充実してはる。最近は、あまちゃん評とかお書きになっているんですね。
 どこだったか「松恋」の若島氏の発音、マッコイに。まぁ、mckoyだもんね。
 メモにはglimpse is the moon て書いてあるのだがis じゃなくてofだろうなー普通に考えて。
 
 
●テルアビブの古書店「the RAVEN」で店主と意気投合する若島氏

→そこに本屋が在るから(`・ω・)
 帰宅後テルアビブ近郊をGoogle地図で確認したのだが、該当のお店は発見出来ず。
(かなり北の方の都市で、ポーの作品として引っかかるところは有るんですが)
ヘブライ語のアルファベット読めるようにして普通に検索してみます。



●若島>「路地裏~」といいつつ王道
松恋>落語の真打ちが言う枕みたいに抜け裏で、どこにでも繋がるように

若島>原書で読むから日本のミステリで何が流行っているか知らない。気にしたこともない

松恋>ヘクトはこれ1冊!(どーん)
   これ1冊あれば邦訳は網羅できる
松恋>有栖川さん、穂信さんが別々に推薦していた「十五人の殺人者たち」

ハミルトン 森英俊編 米版(ラストなし)と英版(ラスト有り)  


●クリスティーとルネ・クレールの映画
「透明な対象」内にevidence
野菜がグルグルする絵本が元だと思うが、思い出したのは映画「見知らぬ乗客」の最後のメリーゴーランドのグルグル
ガイさん
若島>観て確認したいが、フランス本国でルネ・クレールの評価が低くて資料が少ない。アーカイブズ無い


●主題の展開?
「道化師をごらん!」でナボコフ本人のような作家が登場 
元を辿ると「Break the Name」'38
それに続く「セバスチャン・ナイトの真実の生涯」'40 渡米後初編

→ Look at the Harlequins.  '74
 クリスティーで一番好きなのはクィン氏の短編集です(思い出し笑いならぬ、思い出し書き)。
この辺でcountryhouse murder とメモってあるのだけど、「セバスチャン・ナイト~」に出てくるで良かっただろうか。ポンコツ記憶力め。
ブレイクザネイムも検索しても引っかからないのだが、これもメモ違ってね???



メモの残りは1ページ半。
始めからクライマックスななか、正直一番興奮したのは次記事のバリンジャーのところです。
生で本格ミステリが進行している場面に立ち合ったのじゃないだろうか。