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月夜にささやかな酒宴 ことのは積み上げ十年目

白いご飯があったら何で食べたい?ブログネタ:白いご飯があったら何で食べたい? 参加中



白いご飯は、それオンリーで!

贅沢を言わせていただければ、
イクラ、鮭、高菜、鰹節、生シラスあたりが好きですね。


さて、
両肩が筋肉痛になる量の薄い本が一段落したので、
「旧聞日本橋」を片手に再読しながら、「長谷川時雨 人と時代」を読んでおります。
前者は、長谷川時雨の子供時代の回想録with父の覚書き。彼女の父親は、国芳や芳幾に弟子に誘われたほどの絵の腕前だったそうで、挿画が大変楽しくなっております。
後者は、長谷川時雨の甥が記した彼女の伝記になるでしょうか。初めて歌舞伎座に作品を揚げた女性の劇作家、としての部分が大きくクローズアップされております。文中には市川宗家、杵屋、竹本の大夫、小山内薫、と錚々たるメンバーの揃い踏み。

全集も残すは5巻目のみとなり、実は、他に時雨作品を読める単行本が無いっぽい。
研究本は有るけれど、伝記が読みたいのではなく、本人の書いたものが読みたいので、詰まってしまったかも知れん。
掌編やエッセイの掲載された雑誌を探しに国会図書館だろうか。「主婦の友」とか「婦人画報」なんて、子供の時に爺ちゃんちで読むものが無くて、手を出した以来だぞ……。