- メリー殺しマス (創元推理文庫)/コリン・ホルト・ソーヤー
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「メリー殺しマス」/コリン・ホルト・ソーヤー/創元推理文庫。
原題"HO-HO HOMICIDE"。(訳どうにかならなかったのか)
生憎クリスマス時期を逃してしまったが、序盤はいつもの調子で面白い。
クリスマスシーズンを迎えた老人ホーム《海の上のカムデン》では、またまたまたまた死神も迎えられてツリーの下にプレゼントの死体がひとつ。
元気の有り余っているおばあちゃんコンビは、またも操作に首をつっこむのだった。
しかし、おばあちゃんコンビのアンジェラとキャレドニアに簡単な仕事をお願いして、危険から遠ざけたつもりの警部曰く、
「～別に、容疑者に聞きこみをして回るわけじゃないんだ。
ふたりは隔離されるわけだよ、～」
甘い、so sweet-sweettieeeee！ と読者の99％が叫んだことだろう。
マーティネス警部の疲労が溜まっていることを明確に表す台詞だ。
今後の展開予想はこっち。
『勿論、容疑者どころか全員に聞きこみをして回るに違いない。
ふたりは渦中に突進するわけだよ。』
この予想は外れないだろう。
また80代とは思えない行動を連発するんだろうなぁ。このカシオミニ……は以前賭けたから、
未来の妻の名に誓ってもいい。
スープ、汁物が飲めないと困るし、
ナイフも使って良いなら、断然スプーン！
ケーキもいけそうじゃないか？
さて、
今日はエノキダケにやられてぐったり故に、読み途中の本が益々進まないぞ↓↓