まず1週間のクルマの利用日数を尋ねたところ、最も多かったのは「7日(25.5%)」で、次点の「1日未満(12.8%)」に倍近くの差をつけた。また、「子供あり/なし」別に1週間の利用日数を見たところ、「子供あり」は4.3日、「子供なし」は3.5日となり、女性のクルマの運転日数は子供の有無で大きく変動し、さらには毎日運転する女性も少なくないことが分かった。
(左)1週間におけるクルマの利用日数の男女比較(右)1週間のクルマの利用日数
続いて、都道府県別に1週間のクルマの運転日数を見たところ、島根と佐賀が6.1日でトップとなり、最下位の東京(2.1日)と3倍近くの差がついた。また佐賀は、1週間の運転時間でも524分でトップとなり、最下位の東京(144分)を大きく引き離した。一方、1日のクルマの運転時間は沖縄が90分で1位で、平均時間(63.5分)の1.4倍となった。
上記結果について、消費者行動分析に精通する朝日大学マーケティング研究所所長?中畑千弘教授は、「人口10万人未満の市?郡部では、鉄道?バスの運行本数が少ないなど、都市部に比べて公共交通機関の利便性が低く、その不便さは年々増している。こうした地域では、女性ドライバーの日常の足として自家用車は“生活必需品”となっている」と調査データ内で分析している。
また、中畑氏は「自家用車は主婦にとって、様々な日常生活のシーンを切り替えていくもの」とも指摘。これを如実に示すように、次の設問でパネラーへ運転の楽しみを質問したところ、「好きな音楽が聴ける」(46.3%) 、「遠くへ行ける」(32.5%)、「一人きりになれる」(29.5%)という回答が多く見られ、57.3%がクルマの運転を好きと答えた。
さらに「一人で運転して出かけたくなる時は?」との問いでは、「家庭や日常生活を忘れたい時」「夫と喧嘩した時、会いたくない時」「ストレスを発散したい時」という回答が目立ち、日常生活のストレスに対する捌け口を運転に求めている様子が明らかになった。一方で、運転の楽しみとして、「家族とのコミュニケーションが図れる」を挙げるパネラーも多数存在した。
(左)クルマを運転する楽しみ(右)一人でクルマを運転して出かけたくなる時
この結果を踏まえて同氏は、「ある時は、音楽を聴いてリラックスして次の生活シーンに切り替える。ある時は、他人に邪魔されずに家族だけのプライベートを過ごす。そして、ある時は、一人になって、ほっとする。このように暮らしに密着した自家用車には、気分転換など、多くの意味で生活の支えとなっている」とコメントを寄せている。
クルマの運転中に感じるストレス
しかし、その生活の支えとなるクルマにおいてストレスを抱える女性は少なくないそうだ。パネラーに、クルマの運転中に感じるストレスを尋ねたところ、1位は「乱暴なドライバー」となり、2位以降は「陽射し(まぶしさ)」「前を走る遅いクルマ」「紫外線(日焼け)」「対向車のランプの眩しさ」などが上位にランクインした。本調査では、同ランキングで「紫外線(日焼け)」をストレスに感じるパネラーが多かったことから、紫外線に関する質問を集中的にしている。まず、紫外線の気になる度合いを尋ねたところ、「非常に気になる」「気になる」「やや気になる」を答えたパネラーは93%以上にのぼった。また、「紫外線が気になる」がトップだった都道府県は、1週間のクルマの運転日数?運転時間が最高を記録した佐賀だった。そのほか、紫外線対策としては「日焼け止めクリーム?化粧品」「手袋?アームカバー」「サングラス」が多く挙げられた。
なお、三菱自動車ではフロントドアガラスに99%UV カットガラスを採用し、ドライバーを紫外線から守る軽自動車「eKワゴン」を販売している。「eKワゴン」は他にも、駐車場で活躍する「リヤビューモニター付きルームミラー」や、小柄な女性でも正しい姿勢で運転できる「チルトステアリング+運転席ハイトアジャスター」を搭載。女性が運転中にストレスを感じず、運転を十分堪能できる一台に仕上がっている。