(@DIME)
冬が旬の魚というのはたくさんありますが、鰤(ブリ)はその代表格ではないでしょうか。時期としては、11月あたりから2月にかけてと、まさに冬に美味くなる魚です。今シーズン、みなさんは鰤を食べましたか?
どのようにして食べましたか? 刺身でしょうか、塩焼きでしょうか、照り焼きでしょうか。いろいろな食べ方があるとはおもいますが、今回は趣を変えて、カラッと揚げてみようと思います。ブリを揚げるという手法、意外と鰤の美味しい食べ方のひとつなんですよ~。
今回用意する食材はコチラ。
『ブリカツ』
-材料- 原価
?鰤 2切れ(350円)
?卵 1個(15円)
?小麦粉 適量
?パン粉 適量
?柿の種 小1袋(30円)
?油 適量
?塩?コショウ 少々
(※1人前あたり395円。調味料は材料費に含まず)
それでは5分間、お料理タイムアタック、スタート!
【0:00スタート】
1.ブリは1~1.5cm角のサイコロ状に切り、塩コショウで下味を付けておく。
【0:45経過】
2.卵は溶きほぐしておき、
【1:00経過】
柿の種は、開封する前に棒などで叩いて荒めの粉末状にし、パン粉と混ぜておく。
★ポイント
今回の味付けのポイントが柿の種です。衣に混ぜることで、柿の種のスパイシーさが旨みを増してくれます。また、ブリとの相性も良く、良い感じで味の相乗効果を生んでくれますよ。< ナイキ SB p>
【1:30経過】
3.ブリに小麦粉をまぶして卵をつけ、柿の種パン粉をまぶす。
★ポイント
揚げ物の衣はムラ無く、しっかりつけて、しっかりはたく。これが基本です。衣が剥がれないように、丁寧につけましょう。
【2:30経過】
フライパンや鍋に油を入れ、衣をつけたブリを、180度程の油で1~2分揚げる。
★ポイント
揚げ物をする時は、大量の油が必要と思いがちですが、火力の管理をしっかりすれば、少なめの油で揚げる事も可能です。今回も、ブリが半分浸かる程度の油で、表裏返しながら揚げました。
【4:30経過】
揚げた物を皿に盛って、完成!
【5:00経過】
いかがでしょう? 外はカリッ、中はフワッと最高の仕上がりです。そして、衣に混ぜた柿の種も良い具合にブリの味を引き立たせてくれてます。脂ののった冬の寒ブリ、今ならまだ旬のうちに楽しめますよ。ぜひお試しください。
★今日のうんちく ~ブリ~
ブリは出世魚として有名ですよね。魚が成長して大きくなれば、名前が変わるという魚のひとつです。この呼び名、各地方によって、かなり様々なようですが、代表的な所を抜粋すると、関東では、イナダ→ワラサ→ブリ。
関西では、ハマチ→メジロ→ブリ。物知りな方は、この3段階程度がご存知かと思いますが、さらに稚魚の時には“モジャコ”と呼ばれたり、イナダやハマチになる前にもまた、各地で別の呼び名があったりと、かなりの数があるみたいです。それがさらに、稚魚から成魚となるまで日本各地で違う訳ですから、それはそれはややこしい。もう把握しきれないですね。
そして、ブリの生物分類上の呼び名は、『スズキ目アジ科ブリ属のブリ』。いや~。これこそややこしい。完全に他の魚の名前が入って来ますからね。スズキでも無いし、アジでも無いし、って言いたいですよね。
このような名称を水族館などでも見かけた事があると言う方も多いと思いますが、これは、生物学上、生き物の種類やグループ毎に分けた結果、こういう呼ばれ方になっていくようです。それにしても、一般的な社会の中では、ただただ笑ってしまうぐらい、ややこしい限りです。
ここまでくると、ブリはもう、ただただややこしいだけの魚なのか!?漢字で書いても“鰤”ですから、字画も多くてややこしい。今後、ブリを食べるときは、なんだか余計な事を思い出して頭がこんがらがりそうなぐらい。これはもう、ややこしい魚No.1というレッテルを張ろうかと思ったんですが、その時、ありました!シンプルでバカみたいな部分が!それは、ブリの名前の由来です。
ブリと呼ばれるようになった由来は、『脂(あぶら)がのってる事から、あぶらの“ぶら”が転じてブリとなった』説。もうひとつは、『ただ単に、ブリブリしてるから』説。いや~、これに関しては、両者ともとてもシンプルです。ブリブリしてるからブリと呼ばれるなんて、なんてバカなネーミングなんだと思いますよね。これで、なんだか安心しました。今後も難しい事考えずに、ブリをおいしく頂けそうです(笑)
(文/ 藤田晋也)
藤田晋也。お笑いコンビ、ドレミ倶楽部のツッコミ。太田プロダクション。大阪?辻学園で西洋料理を学び、複数のホテル、レストランで勤務の後、芸能界デビュー。