【ソウル聯合ニュース】韓国海軍が、2010年3月の海軍哨戒艦沈没事件を受け事実上破棄した「大洋海軍」建設目標を復活させた。
崔潤喜(チェ?ユンヒ)海軍参謀総長は7日に行われたセミナーで、海洋優勢権を早期に確保し、戦略的目標に戦力を投射することで、海軍戦区作戦の枠組みを変えると述べた。
「韓国海軍は北朝鮮の海上挑発に備え朝鮮半島沿岸にとどまらざるを得なかったが、この先国民の生命と財産を守り、国の繁栄を保障するためには地理的限界を超える必要がある」と強調し、作戦領域を大洋に拡張する意向を示した。
海軍は南方海上交通路の保護と遠洋作戦能力の向上を目指し、1980年代末から大洋海軍というスローガンを使っていたが、沈没事件の後、沿岸防衛能力の拡充が疎かになるとの懸念を意識し、外部向けの文書や資料などでこの言葉を使わなくなった。
一方、崔総長は北朝鮮の弾道ミサイル探知、迎撃戦力の拡充と併せ、機動艦隊の創設の必要性も訴えた。2015年末の韓米連合司令官(在韓米軍司令官)から韓国軍への有事作戦統制権移管後、韓国軍主導の海上作戦遂行能力を拡充するため、機動艦隊の創設はこれ以上先送りできないと強調した。