イタリア?トリノで開催中の世界新聞?ニュース発行者協会(WAN―IFRA)の世界新聞大会で11日、西村陽一?朝日新聞社取締役(デジタル?国際担当)が登壇し、「デジタル時代における、紙面とデジタルのプラットフォームを掛け合わせた新戦略」と題して講演した。
西村取締役は、新聞宅配が普及している日本でも、急速に広まるスマートフォン(スマホ)利用に適したニュース配信が重要になると指摘。写真、動画、ティンバーランド 手入れ 事などのコンテンツの質を高めること、記事をソーシャルメディアでシェア(共有)してもらうこと、紙に加え、パソコンやスマホなどあらゆる端末で毎日の生活のあらゆる場面で見てもらうことを三位一体とした事業モデルを提案した。
「イマーシブ(没入型)」と言われるデザインに重点をおいたデジタル記事の例として、朝日新聞デジタルの「吉田調書」、「浅田真央ラストダンス」を挙げた。またデータジャーナリズム?ハッカソンなどの「未来メディアプロジェクト」の実践例や、未来の読者を育てるため、学校教育にデジタルコンテンツを使う取り組みも紹介した。
講演は「マルチプラットフォーム、モバイル時代のビジネス転換」と題したプログラム内であった。ほかにも米?仏?ノルウェーのデジタル?モバイル担当者が登壇し、モバイル分野における報道機関の最適事例や課題について議論した。大会は同日、3日間の会期を終え閉会した。(トリノ=林亜季)