シリア内戦の和平交渉を担う国連とアラブ連盟のブラヒミ合同特別代表(80)が、今月中に辞任する方針を固めたことがわかった。複数の国連関係者が明らかにした。交渉進展の道筋が描けないことが理由という。国連は後任探しを進めている。
ブラヒミ氏が辞任すれば、前任のアナン元国連事務総長に続いて2代連続となる。国際社会によるシリア内戦の和平調停は、手詰まり感が強まる一方だ。
複数の国連関係者によると、ブラヒミ氏が辞意を固めた直接のきっかけは、6月3日に予定され、現職のアサド大統領の3選が確実視される大統領選挙だ。