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 ワインや焼酎、オリーブ油などの特産品をつくるときに出る「残り物」を食べて育ったブランド牛が、各地で生まれている。ビタミンなどの成分で肉の味わいを向上させ、ごみも減らす試みだ。

 愛媛県西予市の山あいにある県農林水産研究所畜産研究センター。プレハブの牛舎内に甘酸っぱい香りが漂う。香りの元は黒毛牛が食べる黄色い餌。温州ミカンの皮や繊維な ナイキ SB 、「ポンジュース」を作るときに出た搾りかすでできている。

 県が3年前から開発を進めるブランド牛だ。麦やトウモロコシなどに加え、搾りかすを1カ月以上発酵させて作った飼料を与える。量は餌全体の2~3割。生後24カ月で出荷する場合、約千キロ食べることになる。温州ミカンには牛の体内でビタミンAに変わるβクリプトキサンチンが多く含まれている。木下政健主任研究員は「牛の体調もいいし、食欲も上々」と話す。

 ミカンの搾りかすは脂肪の増加を邪魔するビタミンが多く霜降りの肉を作るのに不向きなため、乳牛には使われても肉牛には使われていなかった。県は、消費者の健康志向を受け、脂肪の少ない赤身肉を開発のコンセプトにしており、「愛媛のブランド牛と印象づけられる」(担当者)という点でもぴったりだった。