イランと米英独仏中ロの6カ国との核協議は16日、ウィーンでの3日間の日程を終えた。7月20日までに目指す最終合意に向けて13の課題を設定したが、イランの弾道ミサイル開発計画を議論するかどうかなどで双方の隔たりが大きく、予定していた合意案の起草には至らなかった。
昨年11月、イランが期間限定で核開発を縮小し、米欧が制裁を緩める「第1段階の合意」を結んで以来、核協議は4回目。今回、初めて最終合意の具体的な交渉に入った。イランのアラグチ外務次官は「重要な進展はなかったが、協議は来月も続く」と話した。(ウィーン=神田大介)