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NTTドコモが、携帯事業者3社のトップを切って第2四半期の決算を発表した。前年同期比減収減益だが、数値的にはほぼ横ばい。iPhone導入の効果は第3四半期の決算を待つことになる。アップルはタブレット端末のiPadに2種類の新製品を追加した。国内ではKDDIとソフトバンクモバイルがLTE対応のモデルを発売する。スマートフォンを利用したコマースは20代女性に最も利用されているという調査結果も公表された。

ドコモの決算発表、クッキングのABCと資本提携

まずNTTドコモが発表した2013年度 第2四半期の決算から見ていく。上期の連結営業収益は2兆1990億円で前年同期比0.4%の減少、営業利益は4732億円で同0.4%の増加の減収増益決算となった。収益面では、Xi契約者の増加やスマートフォンの積極的な販売による収益増の半面、月々サポートやMOU(月間平均通話時間)減少の影響があり減収となった。一方、ツートップ戦略によるメリハリのある販売や、端末機器原価の削減などで費用が前年同期比104億円の減少に押さえることができ、増益を確保した。「dマーケット」などの新領域の収入は3100億円に達し、年度末の7000億円の収入確保に前進しているという(報道発表資料:2013年度 第2四半期 決算説明会)。

▼報道発表資料

NTTドコモは、ABC Cooking Studio(以下、ABC)の持株会社であるABC HOLDINGS(以下、ABC HD)と資本提携するという発表も行っている。ABCの料理教室や料理関連のコンテンツといった資産と、ドコモが持つモバイルやクラウドのノウハウを融合させて、新サービスの開発などを推進する。今回の資本提携では、ドコモがABC HDの発行済普通株式の51%を取得する。出資時期は2014年1月を予定。ドコモがABC HDの既存株主から発行済普通株式を取得する(関連記事:ドコモとABC HOLDINGSが資本提携、リアルとデジタルを連携した料理サービスを提供)。

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iPad Airなど新iPad発表、KDDIとソフトバンクが発売へ

アップルがタブレット端末のiPadの新製品を発表した。中でもiPadは新たに名前を「iPad Air」とし、9.7インチRetinaディスプレイにA7チップとM7モーションコプロセッサを搭載した64ビットアーキテクチャとなり、より薄く、軽く、スペックも大幅にアップした。iPad miniは事前の予想通り7.9インチのRetinaディスプレイを搭載した。iPad Air、miniはともに「Wi-Fiモデル」と「Wi-Fi+Cellularモデル」を用意した(関連記事:AppleがiPad AirとiPad mini Retinaディスプレイモデルを発表。NTTドコモは販売見送り)。


アップルの発表を受けてソフトバンクモバイルとKDDIは、iPad AirとiPad mini Retinaディスプレイモデルの国内発売を発表した。「iPad Air」は、ソフトバンクモバイルが「Wi-Fi+Cellularモデル」と「Wi-Fiモデル」を、KDDIは「Wi-Fi+Cellularモデル」のみを提供。いずれも2013年11月1日に発売する。「iPad mini Retinaディスプレイモデル」はソフトバンクモバイルが11月中に発売、KDDIが11月下旬に発売とアナウンスしている。NTTドコモは発売を見送った(関連記事:ソフトバンクとKDDI、LTE対応のiPad Airを11月1日に発売)。

MMD研究所は早速、iPad Air、iPad mini Retinaディスプレイモデルの購入意向調査の結果を公表した。調査対象は、15歳以上の男女4414人。10月22日に発表されたばかりの新iPad発表の認知率は53.9%で、中でもタブレット所有者の認知率は80.1%と高かった。新iPadの購入意向は、iPad Airが18.7%、iPad mini Retinaディスプレイモデルが17.4%といずれも約2割だった。ただし、タブレット所有者に絞ると、iPad Air購入意向は32.7%、iPad mini Retinaディスプレイモデル購入意向は31.0%と高くなることがわかった(報道発表資料:iPad Airの購入意向は18.7%)。

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スマホECの主役は女性? KDDIが「スマパス」に新サービス

この他、この週の主なトピックを紹介する。矢野経済研究所は、スマートフォンコマース市場に関する調査結果の2013年版を発表した。スマートフォンコマース市場は2012年で8450億円、2013年には前年比59.4%増の1兆3469億円に急成長すると見込む。また、もっともスマートフォンコマースの利用経験が高かったのは20代の女性で、74.0%と最も高い数値となった。次いで「女性10代」が55.0%、「男性30代」「女性30代」がともに50.0%だった(関連記事:スマホでのEC経験比率、20代女性は74%に上る--矢野経済研究所)。

スマートフォンコマースへの新しい取り組みもあった。KDDIはauスマートフォン向けの有料会員サービス「auスマートパス」に、新しいジャンルの会員特典を提供する。新しい消費のスタイルを提供するのが、三越伊勢丹、Origamiとの協業によるサービス。auスマートパス会員向けに、三越伊勢丹のファッション関連情報や商品とOrigamiのECプラットフォームを組み合わせ、オンラインとリアルな店舗の双方で顧客に接点を提供する。旅行やグルメといった分野での新しいサービスが、エイチ?アイ?エス、一休との協業で実現する。エイチ?アイ?エスとは、海外ツアーをはじめとする各種旅行商品を会員特別価で提供する(関連記事:KDDI、「auスマートパス」にお得なショッピングや旅行などの特典を追加)。

法人向けのサービスを使いやすく。NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、企業向けのクラウドメールサービス「Bizメール」の料金、機能の改訂を発表した。メニュー体型をシンプルにし、月額料金を引き下げたほか、スケジューラ機能をオプションで提供する。Bizメールは、法人がメールシステムを自社で持たずに運用できるクラウドメールサービス。社内のパソコンなどでの利用のほか、外出先でのインターネット経由の利用や、スマートフォンやタブレットなどのマルチデバイスによる利用も可能である(関連記事:NTT Com、クラウドメールサービス「Bizメール」の値下げとスケジューラ機能の提供)。

▼「eスケジューラ」画面イメージ

昨年の第43週のできごと

?ドコモ増収増益、KDDI減収減益の2Q決算
?iPad miniとKindleが国内発売で火花を散らす?
?スマホでWi-Fi利用者は4分の1、ドコモ基地局に燃料電池採用

[2012年第43週]ドコモとKDDIの2Q決算はいずれも減益、iPad miniとKindleが国内発売へ