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(福井新聞)

 日本サッカー協会は24日、次期日本代表監督に元メキシコ代表監督のハビエル?アギレ氏(55)の就任で合意したと発表した。アギレ氏は2002年日韓ワールドカップ(W杯)の際、監督を務めていたメキシコ代表のキャンプ地となった福井県坂井市三国町に5~6月の約20日間滞在。テクノポート福井スタジアムで練習し、隣接する「港のホテル」に宿泊した。ホテル関係者らは当時を振り返り、就任を祝福した。

 ホテル支配人の江口佳隆さん(50)は「いつもアディダス 顔であいさつし、スタッフみんなに気さくに接していた」とアギレ氏の印象を語る。一方で「『選手のことを第一に考えてくれ』との要望があり、予定されていた県選抜との交流試合がなくなった。選手思いの監督」と振り返った。

 当時県スポーツ保健課の主任として、メキシコのキャンプ招致に携わった西村昭治さん(60)も「選手を第一に考えていた」と振り返る。仕事関係でボールや色紙にサインをもらうため、部屋をたびたび訪れたとき、通訳を介してとがめられたという。

 ファンサービスには気さくに応じていたアギレ氏だが、西村さんは「人を寄せ付けない雰囲気があった。誰にでもいい顔をしているようでは監督は務まらない。メキシコのようなボールを動かすサッカーで日本を強くしてほしい」と期待した。

 メキシコ代表チームが三国入りした当時、地元の子どもたちを代表してアギレ氏に花束を手渡した林豊夏(とよか)さん(24)は「毎日のように公開練習を見に行った。愛想がいい人だが、グラウンドでは大きな声で怒鳴ったり、サッカーには厳しかった」と振り返り、代表監督就任に対して「何かやってくれそう。W杯優勝を目指してほしい」と話した。