サカエ(東京都港区)は、薬局の店頭などで簡単に糖尿病検査を行えるグリコヘモグロビン分析装置「Alc iGear」を発売した。
販売を行うのは三和化学研究所(名古屋市東区)と協和メデックス(東京都中央区)。価格は45万円で、初年度1000台の販売を計画している。年内には米国市場にも参入し、初年度300台を目指す。
指先から採決した1マイクロリットル(1マイクロは100万分の1)の検体を試薬にセットするだけで、約6分間で測定できる。
また、簡単に操作できるようにカラー液晶とイラスト表示のタッチパネルを搭載。3検体を同時に測定でき、電子カルテへのデータ送信が可能となったため、患者の傾向をみながら最適な指導が行える。
厚生労働省の2012年国民健康?栄養調査によると、「糖尿病が強く疑われる人」「糖尿病の可能性を否定できない人」は合計約2050万人に達しており、糖尿病の早期発見が課題となっている。
これを受ける形で、今年4月から臨床検査技師等に関する法律の一部が改正。受検者が自分で採血をするなどの一定の条件を満たせば、薬局などでも糖尿病検査が可能になった。