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(映画.com)

 パリス?ヒルトン、オーランド?ブルーム、リンジー?ローハンなどのハリウッドセレブの豪邸をターゲットに、被害総額3億円を荒稼ぎした実在のティーン窃盗団をモデルに描く「ブリングリング」(監督:ソフィア?コッポラ)で、実際の被害者であるヒルトンがロケ場所として自宅を提供、衝撃的なプライベートルームが劇中に登場することが分かった。

 4回も窃盗に入られ、被害額が1億8000万円相当と被害者のなかで最も多かったヒルトン邸では、豪華な部屋が次々と登場。ハイブランドのドレスが並ぶクローゼットに加え、無数の靴が埋め尽くされるシュークローゼットまでもが映し出される。おびただしい数のアクセサリーやサングラスなど、すべて私物というファッションアイテムも登場し、ハリウッドセレブの生活レベルを垣間見ることができる。

 そして極めつけはクラブフロアで、壁にはヒルトン自身の大パネルが設置。ソファーには友人からのプレゼントだという、本人の顔がプリントされたクッションがいくつも置かれている。コッポラ監督をはじめ、エマ?ワトソンら出演者も興奮したそうで、コッポラ監督は「パリスの自宅はとてもエキゾチックなところで、私はあんな家をこれまで見たことがなかった。それまで(雑誌や本で)読んだことしかなかった世界を実際に体験できて、とても興味深いと思った」と振り返っている。

 ヒルトンは自宅を提供しているだけでなく、窃盗団のメンバーと鉢合わせするパーティシーンにもカメオ出演。「ソフィア?コッポラの映画に出られるだけで光栄よ。現代における最高の女流監督のひとりだし、本当に尊敬している。他の人だったら絶対にお断りだったわ!」と、友人を通じて相談を受け、ロケ場所提供を快諾した経緯を明かしている。

 「ブリングリング」は、「ロスト?イン?トランスレーション」「SOMEWHERE」で高い評価を受けるコッポラ監督が、現実と虚構の境界を見失った若者たちの無軌道ぶりをセンセーショナルに浮き彫りにする野心作。ガス?バン?サント、リドリー?スコット、デビッド?フィンチャーら名監督の作品でも活躍した名カメラマン、ハリス?サビデスの遺作となった。12月14日から全国で順次公開。