【ワシントン聯合ニュース】訪米中の金奎顕(キム?ギュヒョン)韓国外交部第1次官は17日(現地時間)、ワシントンで記者団と懇談し、「韓米両国は北朝鮮が挑発を行う場合、直ちに対応できるよう完璧な準備を整えていくことで一致している」と述べた。
金次官は「北朝鮮は過去、内部的に不安定さが増すと外部の脅威を高め、内部を管理していく場合があった」と指摘。「強固な韓米同盟に基づき、連合防衛体制を固め、対北朝鮮抑止力を十分に構築する」との考えを明らかにした。
また、「韓米両軍は緊密な協議を行い、情報と分析評価を共有している。事態が予測できない方向に進む場合、両国は新たな措置を取れる」と強調した。ただ、「両国は現時点では慎重に対応する必要があることで一致している。対北朝鮮問題と関連し、結論を出すのは難しい状況」と説明した。
金次官は同日、バーンズ国務副長官と韓米次官級戦略対話を開いたのに続き、デービース北朝鮮担当特別代表、ホワイトハウスのサイラー朝鮮半島担当補佐官らとそれぞれ会談した。張成沢(チャン?ソンテク)元国防副委員長の処刑を受け、北朝鮮の内部動向や非核化などについて集中的に意見を交換したとみられる。
一方、韓国政府当局者は金正恩(キム?ジョンウン)体制について、「北朝鮮の内部動向を正確に把握するのは難しい」としながらも、「軍を掌握しているとみられる。制限された範囲内で挑発を敢行する可能性があるとみている」と伝えた。その上で、「今、挑発の兆候があるわけではないが、あらゆる可能性に備えている。(来年の)2月から4月の間に韓米合同軍事演習があるため、北朝鮮が対抗策として挑発する可能性がある」との見通しを示した。
同当局者は「現在、米国の当局者の中で北朝鮮との対話を求める声はない。韓米両国は北朝鮮と対話するのは時期尚早という立場」と述べた。米当局者らは対イラン制裁が効果を上げたとして、北朝鮮に対してより効果的な制裁策をつくることに関心を示しているという。中国が鍵を握っているとみて、中国への説得努力を続けているもようだ。
金第1書記のリーダーシップについては、「衝動的なリーダーシップという評価が多い。全体主義的で独裁主義的な権力の特性上、張成沢氏が中朝間の橋渡しの役割をしたとしてもいつでも交代できるとする見方がある」と指摘した。
韓国と日本の関係については、「米国は韓米同盟と日米同盟をしっかり作動させ、シナジー効果を出したいという立場だ。韓国の立場をよく理解していて、日本に対し、過去の歴史問題で誠意を示すべきだという『友情の忠告』をしているという」と述べた。