ソリューションプロバイダーの3割以上は OSS プロジェクトが増加傾向
国内ユーザー企業を対象とした OSS の利用実態調査では、自社の情報システムにおける OSS の利用状況や課題、今後の意向などについて調査。使用している OSS の種類では「OS」が59%で最も多く、「Web サーバー/アプリケーションサーバー」、「メール/グループウェア/コラボレーションツール」、「データjordan ース管理システム」が30%以上の回答率となった。OSS を使用することによるメリットとしては、「導入コストを削減することがきる」が53.2%と最も多く、次に「運用保守コストを削減することができる」が32.7%となり、コスト削減に対するメリットが評価。一方、OSS を使用することによるデメリットとしては、「緊急時のサポートが迅速に受けられない」が34.0%で最も多い回答となった。
また、「ベンダーや SIer のサポートが継続して受けられるかどうか不安である」が25.6%と3番目に挙がり、OSS のサポートに対する懸念が最も大きいデメリットであるという結果に。2番目に多い回答として「OSS を管理できる社内のエンジニアが少ない」が27.6%となった。
国内ソリューションプロバイダを対象とした OSS の採用動向調査では、システム構築やサポートなど自社の IT ビジネスにおける OSS の採用状況や課題、今後の意向などについて調査。過去3年間における OSS を使用したプロジェクト数の変化については、「非常に増えている」と「増えている」を合わせると37.3%に達し、反対に減っているという回答は非常に少なく、OSS プロジェクトが増加している傾向が示されている結果となった。
OSS の使用実績と過去3年間の IT ビジネスの売上高の変化の関係を分析すると、OSS の使用実績が多いと回答したソリューションプロバイダーの37.2%は過去3年間の売上高が増加しており、反対に OSS の使用実績が少ないと回答したソリューションプロバイダでは増加が15.2%にとどまり、減少が40.5%になっている。OSS の活用が IT ビジネスの成長に繋がっている、と同社はみている。